2011年
12月号
12月号
有馬歳時記 フランスのエリート校「エセック経済商科大学院大学」の学生が有馬を訪問
フランスを代表するエリート校、エセック経済商科大学院大学。エセックは将来のヨーロッパ経済を代表する企業経営者を育てる名門校として知られている。
過去20年にわたり、枚方市にホームスティを行っているが、今回は有馬温泉ゆけむり大学に参画している近畿大学の廣田ゼミの学生とエセックの学生がコラボレーションして、有馬温泉周辺の魅力にふれ、将来への提言や意見交換を行うことになった。
10月12日、エセックの学生たちが有馬温泉を訪れ、その感想を発表した。「温泉が噴き出す天神泉源は、とても神聖な感じがする。周囲に神社や仏閣が多いのも魅力」といった反面、「外国人にも分かりやすい案内板が少なく、一人で散策しずらい」「自然の多い六甲山の山頂に鉄塔が建っていることが残念」といった声など、フランス人の視点や価値観から興味深い報告が紹介された。
有馬温泉では、今後ヨーロッパからの観光客誘致をめざしており、エセックなどヨーロッパの学生たちと継続してつながりをもつことで、集客を図っていく。