9月号
120年以上の伝統を誇る料理学校「ル・コルドン・ブルー」 神戸校開校15周年を祝う
「ル・コルドン・ブルー神戸校」の開校15周年を祝い、7月16日、記念パーティーが、
神戸ポートピアホテル16階レインボーで開催されました。
お祝いのパーティーは在日フランス商工会議所主催で開かれ、関西アンバサダー林誠一郎さん(川崎機械工業株式会社代表取締役社長)が、「美術品や宝石のように美しいフランス料理。体の中に取り入れることができるのだから素晴らしい」とフランス料理を絶賛。ル・コルドン・ブルー・ジャパン代表の赤堀ガエルさんの15年間の感謝の意を表する挨拶に続き、パリで創設されて以来120年以上の伝統を誇る料理学校の神戸開校当時を振り返り、井戸敬三兵庫県知事から「ぜひ、神戸に!という要望に応えていただいたのがついこの間のようです。早いもので15年がたったのですね。おめでとうございます。今後のさらなる発展に期待いたします」とお祝いの言葉が送られました。
「パリ校に在籍し、帰国すると1年後に神戸校が開校しました。まるで奇跡のようでした」と話すのは、神戸校第1期卒業生の三好万記子さん(株式会社ターブルドール代表取締役)。「これからも素敵な奇跡と愛を!」という三好さんの発声で、乾杯。ル・コルドン・ブルー、神戸フランス料理研究会、ルージェ、そして神戸ポートピアホテルのシェフたちによるお料理、パンやデザートが提供され、ビュッフェスタイルのパーティーは和やかな雰囲気に包まれました。
ジル・コンパニー エグゼクティブシェフが楽しいおしゃべりとともにデモンストレーション。うっとうしい梅雨空を吹き飛ばすように爽やかな「赤いビーツのガスパチョ ホタテ添え」は、まるで宝石のように輝くビーツの赤色と香ばしいホタテの香りが絶妙にコラボ。五感を楽しませてくれる逸品がフランス料理の神髄を垣間見せてくれました。
神戸でもすでに多くの卒業生を輩出しているル・コルドン・ブルー。今後もさらに日本の料理界に磨きをかけてくれるものと期待がかかります。