9月号
港都KOBE芸術祭|時を刻み、豊かな広がりへ
会期:2017年9月16日(土)〜10月15日(日)
会場:神戸港、神戸空港島
神戸開港150年記念。今秋は「港都KOBE芸術祭」が開催されます。
舞台は神戸港と神戸空港島!神戸のまち並み、六甲の山並みを背景に鑑賞できる作品を
船上から楽しめる神戸港ならではの芸術祭です。 http://www.kobe-artfes.jp/
④ ㉑ 西村正徳「02 ひまわり/Thank-you presents to Oxygen」
燦々と降り注ぐ太陽のもとで、酸素ボンベを加工して出来たヒマワリが150本元気に咲き誇る
⑥ ドットアーキテクツ 「UNDER THE BRIDGE」
橋の下と名付けられた仮設のクラブ。見ず知らずの人たちが憩い、語らい、酒を飲み交わし、音を聞く。そんなフィジカルな出会いをもたらす空間。金・土・日・祝は夕刻からBARを営業予定
⑱ 張 錳(中国・天津)「独流碱河」
雨が降る河辺に立つと涙が流れてくる。異邦人は雨が降る川沿いに立ち、故郷が恋しくなる。感覚的な情緒に魅了され、河辺は自分の感覚を物語る映像作品
⑰ 崔栽榮(韓国・光州)「Iris」
自然の頂点にある花(アイリス)が創作のテーマ。形状美と審美的要素が一緒になった神秘的な生命の源に注目した絵画を展示する
⑩ 新宮晋 「ウインドキャラバン」
自然の風景の中に設置し、各地の人々と交流をはかるこの作品は、数々の賞を受賞した新宮さんの代表作。そのコンテナが出発した神戸港で、今回時空を超えて初めて展示する
⑲ 于向溟(中国・天津) 「移動的辺界」
我々の航行は、持続的に有限視野を持つ観察を通して、広大な外部世界を想像し続ける。“時を刻み、豊かな広がりへ”に対する物化的な表現のインスタレーション
⑧ 西野康造 「風になるとき 2017」「そのむこう」
岸から離れた海の上が展示場所。大きな船を繁留する2個の係船杭の上に出来た作品
③ 植松琢磨 「world tree」
開港以来、様々な国と交流し発展してきた神戸。人、社会、自然などの関係性を表してきた作品を層として重ね、ひとつの木として展示
⑫ 椿昇 「POST PARADISE PROJECT(prototype-01)」
予想される南海トラフ崩壊の大地震と津波に襲われた人々に安全対策ではない、ささやかなプロダクトによる抵抗と可能性を提示した作品
① 小巻和芳 「九つの詩片―海から神戸を見る」
② NPO DANCE BOX 「ダンスの天地」
⑤ 小曽根環 「shakkei-kobe port」
⑦ 小清水漸 「150年の水を漁(すなど)る」
⑨ 井上廣子+井上凱彦建築計画事務所 「風の回廊」
⑪ やなぎみわ 「花鳥虹によるプレゼンテーション」
10/6~10/14のみ展示。10/15にはパフォーマンス実施。
⑬ 山村幸則 「『旅するイカリ』港都KOBE150景」
⑭ 川村麻純 「昨日は歴史」
⑮ 林勇気 「times_tower」
⑯ 藤本由紀夫 「rendez-vous」
⑳ 林勇気 「Atom」
㉒ 小曽根環 「yuragi」
神戸港の遊覧船「神戸シ―バス ファンタジー号」が期間中はアート鑑賞船として、特別航路で運航します。
船内からしか見ることのできない作品やコンテンポラリーダンスも展開。
波や風を感じながら海から見る神戸港の魅力を、様々なアート作品を通じて感じてみてください。