11月号
ステラマリス インターナショナルスクール 同窓会
時間を超え、国境を越えてひとつに
私たちは大きなファミリー
Stella Maris International School
去る9月18日、神戸倶楽部にて、ステラマリスインターナショナルスクールの同窓会が開催された。あいにくの雨模様にもかかわらず、なんと約110名もの同窓生が集い、会場は大いに賑わった。今回の参加者の約6割は外国からで、アメリカやヨーロッパ、インド、東南アジア、中近東、オセアニアなどからこの日のために神戸へ駆けつけたとか。マリストブラザースの同窓会と日程を調整し日時を決定したため、両方の同窓会に出席した方や、夫婦でそれぞれの同窓会に顔を出した方なども多かったようだ。
ラテン語で「ステラ」は「星」、「マリス」は「海」。そう、ステラマリスはかつて神戸海星女子学院におかれていたインターナショナルスクール。ゆえに出席者は女性ばかりで、会場は華やかで賑やか。開始前から懐かしい顔を見つけては歓声があがった。神戸倶楽部は卒業パーティーやダンスパーティーが開催された場所。そんな思い出の地で、みなしばし少女の時代へとタイムスリップしたようだ。ちなみに、前日にはステラマリスがあった神戸海星女子学院へのツアーも催行されたとか。
もちろん、司会もスピーチも英語。恩師の一人が「Have a good time!」と挨拶すると万雷の拍手が。料理に舌鼓を打ちながら思い出話に花を咲かせ、最後は心をひとつにして校歌を高らかに歌った。
また、会場の一角には昔のアルバムや資料などが置かれ、多くの人が穏やかな表情で懐かしい写真を見ながら思い出を振り返っていた。
今回の開催はメールでやりとりしながら調整と準備をおこなった4名の幹事の尽力があってこそ実現。その努力が実ってか、過去最高の規模の同窓会になったという。
時間を超え、国境を越えてひとつになれる。同じ学び舎で育まれた縁と友情を、マリア様も温かく見守ってくれているに違いない。