9月号

芦屋山手のフロントライン「東山町」その三
上質な暮らしがすぐそばに
芦屋の山の手にお住いの瀬尾美和子さんとお嬢さん。「芦屋はとにかく住みやすい街」とお話しされます。そんな瀬尾さんのお気に入りの“とっておきの芦屋” をご紹介いただきました。
東京から嫁いでこられた瀬尾美和子さんは「芦屋はこぢんまりとしていて、ここにいればすべてがそろいますし、本当に住みやすい街」と話します。「関西はお魚をはじめ食べ物がとてもおいしいですし、芦屋は地域の皆さんとの距離感が良く、困ったときに助けてくださる良いお友達にも恵まれてとても幸せです」と美和子さん。
長女の美華子さんは甲南大学の西宮キャンパスで学び、次女の美夏子さんは甲南女子学園中学・高等学校で一貫教育を受けています。姉妹でのショッピングは西宮ガーデンズに、ご家族では大丸神戸店や旧居留地に出かけるなど、周辺都市へのアクセスの良い芦屋の立地も魅力のひとつだとか。美和子さんとお嬢さんにお気に入りのスポットを紹介いただきました。

右から長女・美華子(みかこ)さん、お母様・瀬尾美和子さん、次女・美夏子(みなこ)さん
芦屋のパワースポット
芦屋神社
美和子さんが折に触れて参拝に訪れる「芦屋神社」。朝の静寂な空気の中で、家族のことやさまざまなことをお祈りします。同神社の山西康司宮司夫妻とも親しく、「今までたくさんの助けをいただいた」と美和子さん。お正月には巫女さんをつとめたこともある長女の美華子さんは、お母様のお祈りの助けもあってか航空会社に就職が決まり、夢だった客室乗務員をつとめることになったといいます。
山の中腹、芦屋を見守るような位置にあり、緑豊かな芦屋神社。「毎回、境内にある大きなヤマモモの木に触れてパワーをもらいます。わたしのパワースポットなんです」と美和子さん。

「芦屋神社は私のパワースポットなんです」と美和子さん

山西康司宮司と奥様の明子様と共に

巫女さんをつとめる美華子さん

毎週、参拝に訪れる

■芦屋神社
芦屋市東芦屋町20-3
TEL:0797-34-1833
http://www.ashiyajinja.or.jp
食卓がもっと楽しく
グランドフードホール
「母は毎日、忙しくても朝昼晩に美味しい食事を作ってくれます」と2人のお嬢さんが声をそろえるお料理上手の美和子さん。近所のいかりスーパーやコープでのお買い物のほか、昨年オープンした「グランドフードホール」にもよく訪れます。お気に入りは『宝塚ヨーグルト(ざらめ入り)』、白いご飯に合う『青唐辛子明太子』、こちらはここでしか手に入らないので、お友達にもおすすめしているとか。お惣菜の『海老ベシャメルコロッケ』や万能ダレの『生姜味禅』など、食卓がもっとおいしく華やかになる食材との出会いを楽しんでいるそう。「グランドフードホール」のバイヤーたちは生産者や生産工程を自分の目で確認してから仕入れているので、おいしいだけでなく安心・安全な商品がそろうのも魅力です。

美味しそうなお惣菜が並ぶ

珍しい商品も多く、商品選びが楽しみ

ご飯がすすむ「青唐辛子明太子」

「海老ベシャメルコロッケ」もお気に入りの一品!

珍しい調味料がそろう。「生姜味禅」は万能ダレ

■grand FOOD HALL!芦屋市東山町6-6
TEL.0797-35-2020
営業:10:30~20:00
(日曜・祝日は18:00まで)
定休日:不定休
記念日には家族でお食事
レストランラベイユ
ご主人のお誕生日など特別な記念日に、家族そろって食事に出かける「レストラン ラベイユ」。芦屋にオープンして16年、ランチもディナーもゆっくりいただけると、口コミで人気が広がる隠れ家的なお店。「雰囲気もアットホームで、リーズナブルなのが嬉しいんですよ。家から歩いて近いので便利なんです」。
ランチは2,484円から、ディナーは4,860円(サービス料別)から、ともに3コースで、オードブル・スープ・メインディッシュ・デザートをそれぞれ数種類の中から選べるプリフィクス・スタイル。ベルナルドやヘレンドなどのすばらしい食器でサーブされるのも美和子さんのお好みのひとつだそうです。こぢんまりしたお店なので予約がおすすめです。

隠れ家的なお店で地元の方から愛されている

「家族のお誕生日など特別な日に利用」と美和子さん

この日は、3種類のデザートを用意していただきました

コース料理はプリフィクス・スタイルで楽しめる

■レストラン ラベイユ
芦屋市東芦屋町1-20
セラヴィ芦屋ビル2階
TEL.0797-25-5020
営業:
ランチ11:30~14:00
ディナー17:30~21:00(L.O)
定休日:水曜日
※コース料理を座って召し上がっていただけないお子様とベビーカーのお持込みは入店をご遠慮いただいています
伝統と感性のイタリアン
ラッフィナート
美華子さんのお気に入りが、“優雅な”という意味の店名のイタリアン「ラッフィナート」。東京西麻布の名店アルポルトで修業を積んだ小阪歩武さんがオーナシェフを務める、人気で予約が取れないことで知られるリストランテ。
芦屋でオープンしたのが2004年。オープンして2カ月で予約がとれないほどの人気店になります。店内は白、黒、茶のみのシンプルな配色で、シックな落ち着いた空間。ランチは4,000円からの3コース、ディナーは8,000円からの4コース【税・サービス料(10%)別 】。パスタやドルチェなどの伝統のイタリアンを、シェフ自身の感性で進化させた、シンプルながらも奥行きのある一皿一皿が登場します。

サラダ仕立ての前菜。野菜は信頼できる契約農家から仕入れる

「ラッフィナート」オーナーシェフの小阪歩武さん

看板メニュー「甘い人参スプーマ生ウニとコンソメのゼラティーナ」

宮川沿いの白い建物の2階が
「ラッフィナート」

ラッフィナートは、イタリア語で“優雅”を意味する。その名の通り上質で洗練された店内

■ラッフィナート
芦屋市親王塚町13-15
岸の里ビル2F
TEL.0797-35-3444
営業:
ランチ11:00~15:00(13:00L.O)
ディナー18:00~22:30(20:30L.O)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
和と洋の融合するフレンチ
メゾン・ド・タカ芦屋
美和子さんが、今一番気になっているお店が、邸宅風のフレンチレストラン「メゾン・ド・ジル芦屋」。2016年2月、高山英紀シェフの名を冠した「メゾン・ド・タカ芦屋」としてリニューアル。高山シェフは、2015年に開催されたフランス料理の世界大会「ボキューズドール世界大会」にアジア代表として出場、第5位入賞を果たしました。
自然と四季がもたらす “恵み”の素晴らしさを表現したお料理は、お米や山菜などの和食材が違和感なくとけ込み、和洋の見事な融合を果たしています。見た目の美しさも楽しみのひとつです。ガラス越しに緑が美しく、まるで庭に坐っているかのような爽快な気分になります。 ランチ4,500円から、ディナー8,300円から楽しめます。

「日本人の感性でフランス料理を発信したい」と高山シェフ

高山英紀シェフのフレンチに世界が注目する

香ばしく焼き上げた鮮魚に
旬の野菜を添えて

優しい自然光に包まれる邸宅風のレストラン

明るい色を基調に清潔感あふれるテーブル席

■メゾン・ド・タカ芦屋
芦屋市平田町1-3
TEL.0797-35-1919
営業:ランチ11:30~13:00(L.O)
ディナー18:00~20:30(L.O)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)