10月号
集うよろこび
コンゴの子どもたちに農園を!
「アフリカンナイト チャリティーパーティー」
ボランティア団体・NGO SESCO(セスコ)と、GA(Groupe Alternative)が共催で、8月27日、神戸外国倶楽部でチャリティーパーティー「アフリカンナイト」が開催された。
ボランティア団体・NGOセスコは1992年にアフリカのコンゴ民主共和国(当時のザイール)の学校に、屋根を贈ったことをきっかけに活動をスタート。在日コンゴ留学生が集まって母国をサポートしようと1994年に発足したグループGA(Groupe Alternative)とともに、現在、コンゴのストリートチルドレンが働く場を持ち、自活するための農場と職業訓練校を造ろうと、現地で計画をすすめている。コンゴは、豊かな天然資源を持ちながら、それらを不当に搾取されてきた歴史や植民地となっていた時代など悲しい歴史を持ち、90年代以降も地域紛争などが相継ぎ、親を亡くしたストリートチルドレンが多数住んでいる。現地には、8万㎡ほどの農園を購入し、そこに子どもたちが住み、農園で作物を育てる住宅などを建設予定。停電が多いので、ソーラーシステムを取り入れ、現地にある材料で、エコをベースにした建物を建設する予定とのこと。子どもたちには井戸掘りや、水を蒸溜する技術や日本の農業技術などを伝える。
8月27日、神戸外国倶楽部でチャリティーパーティー「アフリカンナイト」が開催された。セスコ理事長の山口正俊さんは「当時大阪大学の留学生だったコンゴ人学生に、『ある人に魚をあげればその人は一日食べることができる、魚の捕り方を教えれば一生食べられる』という格言を言われたときに活動をスタートしようと決意した」と話した。
■セスコ事務局
大阪市北区同心1-1-22-604
TEL 06-6355-2115
広がる輪「大人気!篆刻(てんこく)教室」
阪急「王子公園」より徒歩約5分、海を見渡す絶好のロケーションが自慢のカフェ・ド佛蘭西では、色鉛筆アート、コサージュづくり、プリザーブドフラワーなどの教室も行われているが、中でも人気なのは「篆刻教室」。印を彫る篆刻を、居心地の良いカフェで学べてしまうのだ。でも、石を彫るし、細かい作業なので難しいのでは?と思う方も大丈夫、初心者歓迎、あなたのペースに合わせて教えてくれて、道具や印材も用意してくれるから、手ぶらでどうぞ。
講師は寺本硃寧(しゅねい)さん。篆刻の先生というと仙人のような人物?かと思いきや、若くてチャーミングな女性の先生でビックリ。「篆刻はいろいろなデザインでさまざまな言葉や図柄を彫って楽しめるので、世界が無限に広がる奥深いものなのですよ」と硃寧先生。彫って作る楽しみと、押して使う楽しみと二通りの楽しみ方があるのも魅力。生徒さんの中には自分で彫った印影の作品集を作った人までいるそうだ。こだわりすぎず、気軽にトライするのが篆刻の極意だとか。篆刻教室はだいたい月6〜7回くらい開催。日時応談、希望によりマンツーマンで学ぶことも可。
9月には、オールディーズバンド「ゴンチャチャ」(安達弘さんと笹部直行さん)のライブが開催された。お2人の高校時代の同窓生たちも応援に訪れ、「あの素晴らしい愛をもう一度」「上を向いて歩こう」などの懐かしい60年~70年代ソングを客席もみんなで熱唱。ゲストとして御守シュウさんがビートルズナンバーを披露した。
■カフェ・ド・佛蘭西
神戸市灘区天城通8-5-11
078-881-2122(第1・3・5水曜休み)