10月号
月刊KOBECCOセレクト KOBEの本棚
『病気・震災・105キロ』
本誌「草葉達也の神戸物語」連載中の草葉達也のエッセイ集
オスカル草葉 著
ボールを蹴っていなければ、私は死んでいたかもしれない・・・
「二十歳まで生きられるのだろうか?」と言われた男を阪神淡路大震災がどん底に突き落とす。病気のデパートという異名を持ち、体重も105キロを超えた著者が、かっこいいお父さんになるため大変身。40歳を越えてから始めたサッカー・フットサルで心身共に健康になり、ついには47歳で地域トップリーグのフットサルチームに入団。
今や奇跡のフットサルプレーヤーと呼ばれる、作家・草葉達也が病気だらけの人生を振り返った書き下ろしエッセイ。
大手書店、ネット通販Amazon、または出版元まで。
問い合わせアートヴィレッジ 受注センター TEL.078-882-9305
http://art-v.jp/book.html 定価1,260円(税込)
『第14回フェリシモ文学賞作品集 万華鏡』
近山知史 ほか 著
生活者ひとりひとりの表現する機会を支援することを目的に1997年より行われている「フェリシモ文学賞」。第14回のテーマは「万華鏡」、全国から1270点の作品が寄せられた。作品集には、今回の大賞『レンズの向こう』近山知史(東京都)、優秀賞『万華鏡サングラス』新小田明奈(東京都)のほか入賞作28作と選考評を集めた。
全国の書店、ウェブ書店、フェリシモウェブサイトでも発売中
フェリシモ出版 800円(税込)
『私の小さなたからもの』
石井好子 著
昨年逝去した、シャンソン歌手でありエッセイストとしても活躍した石井好子のエッセイ集。「ハンブルグの絵皿」「パリのお風呂屋さん」「田中冬二の詩」など、海外生活や四季折々の暮らしの中でのたからものを綴る。神戸の思い出を綴った「トアホテルのコーヒー」は1984年の月刊神戸っ子に寄せられたエッセイ。
河出書房新社 1,500円(税別)