2019年
9月号
9月号
兵庫区民の心を明るく照らす「みなとがわホール」緞帳が完成! 株式会社神戸マツダが寄贈
兵庫区の新たなランドマークとして、8月13日にオープンした兵庫区役所新庁舎。新庁舎はユニバーサルデザインや環境に配慮され、1F多目的ホールでは、デジタルサイネージを採用し、市政情報の発信をはじめ、イベント会場として区民に開放される。6Fには、神戸市初となる「おやこふらっとひろば」を開設、子育てに関する専門知識を有する担当者が常駐し、子育て相談などを行うスペースを設けるなど多様な機能を備えている。
さらに2Fには、360席を有する区民ホール「みなとがわホール」も完成、音響や照明、舞台装置も充実し、様々なイベントにも使用される。7月28日には、こけら落とし公演として、桂三若さん、桂三之助さんら神戸ゆかりの落語家による「みなとがわ寄席」が開催され、寄席と大喜利で詰めかけた区民を大いに楽しませた。さらに神戸・清盛隊による迫力のある演舞、その後も26団体によるステージイベントが披露された。
今回、「みなとがわホール」に兵庫区の名所・旧跡が描かれた緞帳が披露された。この緞帳を寄贈したのは、兵庫区に本社を置く株式会社神戸マツダ。橋本覚社長は、「約70年にわたり兵庫区に本社を置き、地元の皆様に支えられてきました。その恩返しとして寄贈させていただきました」。
この緞帳に描かれている名所・旧跡は区民からの意見をもとに、プロのデザイナーが描き起こした。よく見ると、大輪田橋、湊川隧道、楠公像、兵庫区の花・パンジーなどが色彩豊かに描かれ、まるで光が差したようにホール全体を明るく照らしている。今後も区民の心を明るく照らしてくれそう。