8月号
ハッピーなイベントで、マツダの「モノ造り革新」も体感
今年で6回目となった「神戸マツダファンフェスタ」。会場には多数の神戸マツダファンが詰めかけた。(株)神戸マツダ・橋本覚社長にファンフェスタ開催の意図についてお話を伺いました。
淡路島で2度目の開催
淡路夢舞台での開催は2015年に続き2度目です。阪神・淡路大震災の震源地でもあり、忘れてはならないという思いがあります。開放的で非日常を体感できる淡路島は特にこの季節、リゾート感が好評で、いろいろな方面から明石海峡大橋を渡って多くの神戸マツダファンにお越しいただきました。
今年のテーマは「安全」
ブレーキとアクセルの踏み間違えなどによる高齢者の自動車事故が増えている昨今、消費者の「安全」への関心が高まっています。経済産業省では「安全運転サポート車」の普及啓発を進めており、車を販売する企業の責任として「安全」をフェスタのテーマにしました。マツダは今年4月、先進安全技術「アイ・アクティブセンス」を標準装備した「デミオ」を発売。今後も、「ロードスター」を除き、全ての乗用車に標準装備し、安全に貢献していきます。
マツダの「モノ造り革新」
ファンフェスタでは、和太鼓演奏やライブステージ、地元食材を使ったグルメコーナーなど楽しいイベントいろいろ。テーマに沿って安全講習会も実施しました。マツダの安全思想の基本は、機能の装備はもちろんですが、ドライビングポジションです。人間を中心に考えてアクセルやブレーキ、ステアリングを配置し、安全性の向上につなげています。例えば従来の車は、右側に配置されたタイヤハウスを避けるドライバーポジションで体は左に傾きがちです。そこでタイヤハウスを前方に配置し、真っすぐに踏めるペダルレイアウトを実現しました。全ての安全機能とドライビングポジションは一括企画で、どの車種にも適用するのがマツダの「モノ造り革新」です。フェスタでもたくさんのお客さまに体感いただきました。今後もマツダの進化にご期待ください。