2月号
早くて安い!神戸空港から ひとっ飛び!!
札幌 SAPPORO
ようこそ、さっぽろ
四季を彩るイベント、北海道中から集まる良質で新鮮な食、都心部から少し足を伸ばすだけで楽しめる大自然―――。さあ、ひとっ飛びで、輝く北の都さっぽろへ。
約195万人の人口を抱える都市でありながら、豊かな自然が身近にあるさっぽろは、その特徴を生かした四季折々のイベントが盛りだくさん。ライラックの香りあふれる春の「ライラックまつり」、さわやかな夏をビールで乾杯する「大通ビアガーデン」、北海道内の旬の食が集まる「オータムフェスト」、そして冬は高さ15mの巨大な雪像が並ぶ「雪まつり」が皆さんをお迎えいたします。
まつりを楽しんだ後は、グルメに舌鼓。ラーメンにジンギスカン、カニにお寿司といった定番はもちろん、北海道内でとれる旬の素材を使ったフレンチやイタリアンも人気です。
都心部から約1時間ドライブすると、支笏洞爺国立公園に代表される大自然が広がり、そこには今年開湯150周年を迎える「定山渓温泉」も。6月からはイルミネーションをはじめとする記念イベントも予定されています。
このほか、「藻岩山」や「さっぽろテレビ塔」など、夜景スポットが豊富なさっぽろは、昨年10月、「日本新三大夜景都市」に選定され、話題となっています。
魅力あふれるさっぽろで、ぜひ、あなただけのお気に入りを見つけてください。
札幌市観光文化局
観光コンベンション部
観光企画課観光魅力づくり担当石山 園子さん
東京 TOKYO
銀座はお菓子もプレミアム
銀座にはさまざまなジャンルの一流店が結集し、小誌の発行元の銀座百店会もそれらの専門店を母体としています。すべての会員店からおすすめ品を紹介したいところですが、今回はおみやげに喜ばれることうけあい、スペシャルな銀座限定菓子の一部をご紹介します。
銀座限定といえば、空也(くうや)の最中。こんがり焼いた皮につつまれた自家製のあんの上品な甘さが身上で、ひとつ、もうひとつとつい手が伸びます。予約で完売という日がほとんどですので、早目の電話予約をどうぞ。
和菓子とおかきの名店、銀座あけぼのは銀座本店限定でいちご大福を販売しているのをご存じですか?(12~4月までの季節限定)朝一番で産地から築地市場に届くいちごを丸ごと包んだ大福です。その日がおいしさのピークといういちごとあんの相性は抜群で、午後2時の発売と同時に多くの人が来店します。
昨年、25年ぶりに味とパッケージをリニューアルした資生堂パーラー銀座本店からは、スペシャルチーズケーキをおすすめ。上質なクリームチーズとサワークリームをたっぷり使い職人の手で焼き上げたケーキの濃厚な味わいは、コーヒーや紅茶はもちろんワインともぴったりです。ほかにもたくさん銀座限定の美味がありますので、ぜひご自身で見つけてください。
銀座百点 編集長
田辺 夕子さん
長崎 NAGASAKI
長崎ランタンフェスティバルへ行こう!
長崎の冬の一大風物詩「長崎ランタンフェスティバル」。長崎新地中華街をはじめ、長崎市内の中心部に約15,000個にも及ぶ極彩色のランタンや、大型オブジェが幻想的に飾られ、街を彩ります。
もともとは長崎新地中華街の人々が中国の旧正月を祝う行事だった長崎ランタンフェスティバル。現在では、長崎の冬の一大風物詩として全国的に知られています。街中に飾られる約1万5千個の極彩色のランタン(中国提灯)と、各会場の大小さまざまなオブジェたちが一帯を幻想的に彩り、訪れる100万超の人々の心を深く魅了します。
また、各会場で龍踊り、中国雑技、二胡演奏、変面ショーなど、中国色豊かなイベントが毎日繰り広げられます。
長崎県観光ブロガー
(ブログ名「GO!GO!ともっち」)
ともっちさん
鹿児島 KAGOSHIMA
本物の素材にあふれています「本物。鹿児島県」
鹿児島県には太平洋と東シナ海に囲まれた南北約600㌔㍍にわたる広大な県土があり、良質の温泉や雄大な自然、鹿児島黒牛・かごしま黒豚といった魅力的な食材などゆっくりと楽しめる「本物」の素材にあふれています。
昨年7月に、世界文化遺産に登録され話題となった「明治日本の産業革命遺産」。鹿児島県でも日本の近代化の礎となった「旧集成館」・「寺山炭窯跡」・「関吉の疎水溝」が登録され、人気の観光スポットとなっております。
また、日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島、珊瑚礁や稀少な野生動植物が見られる奄美をはじめとする特色ある島々、錦江湾に雄大な姿でそびえる桜島、霧島・指宿などの豊富な温泉、豊かな自然に恵まれています。さらに、鹿児島黒牛・かごしま黒豚・さつまあげ・焼酎などの魅力的な食も味わうことができます。これから3月にかけて、世界でも有数のツルの越冬地である出水市では、1万7千羽を超えるツル(今シーズン最高記録)のシベリアへの北帰行が見られ、4月になると錦江湾で獲れる桜鯛が美味しい旬を迎えます。
「本物」素材あふれる鹿児島県に、是非お越しください。
鹿児島県観光交流局観光課観光広報アシスタント
日高 公子さん
沖縄 OKINAWA
神戸から約1200キロ。常夏の楽園、沖縄へ
神戸から約1200キロ。神戸空港から約2時間ちょっとで那覇空港へひとっ飛び!
そこはまさに常夏の楽園。沖縄に行ったら一度は訪れてみたい、人気観光スポットを紹介します。
沖縄を訪れた際は、ぜひ寄ってみたい首里城。正殿は琉球王国最大の木造建造物で国殿または百浦添御殿(ももうらそえうどうん)とよばれ、文字通り全国百の浦々を支配する象徴として最も重要な建物でした。内部の壁・天井・柱も朱の彩色となっており、なかでも御差床と呼ばれる国王が座る王座の装飾は必見です。
美ら海水族館は、沖縄のゆったりとおだやかな時間が流れる美しい水族館。「美ら」は「ちゅら」と読み、沖縄の方言で「美しい」「綺麗」という意味をもちます。巨大な水槽には、空を飛ぶように優雅にジンベエザメやナンヨウマンタが泳いでいて、時間が過ぎるのを忘れてしまいます。
万座毛は、高さ20メートルの琉球石灰岩の断崖とその上に広がる芝生の公園。かつて、琉球王が「万人が座するに足る毛(野原)」として賞賛したことが名前の由来と言われています。晴れた日には水平線までの大海原が色鮮やかに輝き、最近では夕日のスポットとしても人気があります。
その他、広大な地で生み出されるらんの花々と全長2キロの自然散策路をもつ亜熱帯の「森ビオスの丘」。園内には、沖縄本島では珍しい水牛車も運行されています。
茨城 IBARAKI
神戸空港から75分!はじめて出会う絶景がある。
山と海、豊かな自然に恵まれた茨城県は、これから花のシーズンを迎えます。そんな茨城へは、神戸空港を使えばたったの75分。さらに2月26日から1日3便に増便し、ますます便利に!
茨城県の絶景と美味をマスコットキャラクター、ハッスル黄門がご案内します。
まずは、茨城の絶景をおススメします。日本三名園のひとつ偕楽園では、2月20日から3月31日まで水戸の梅まつりが行われます。約100品種3000本の梅が咲き誇ります。期間中には、全国から集めた約150種の梅酒が味わえる人気の「全国梅酒まつり」〈3月4日/5日/6日〉など、楽しいイベントが盛りだくさんです。また、GWには国営ひたち海浜公園の丘一面を鮮やかなブルーに染める450万本ものネモフィラが咲き誇ります。花と空、海の青が溶け合う光景は、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」にも選ばれました。
そして、5月に「G7茨城・つくば科学技術会合」が開催される「つくば」では、世界最先端の宇宙科学やロボットを身近に体験できます。
グルメのおススメは、茨城県の冬の味覚「あんこう鍋」。脂肪が少なく低カロリー、味も淡泊でコラーゲン豊富。寒さが厳しい時期には、あんこうの肝が肥大し、特に美味しいと言われています。