2026年
4月号
4月号
神戸ビーフのプロフェッショナル カワムラがお届けする神戸ビーフ講座㉔
但馬牛の旅路(5)
神戸ビーフのもととなる但馬牛が、近世~近代にどのようなルートで流通していたかについてのお話は今回が最後。篠山の追入で行き先が分かれ、京都方面は前回ご紹介した通りです。
大阪方面へはだいたい現在の国道176号のルートをたどります。まず丹波篠山市の古市の北側の牛宿で1泊。その翌日通る三田は昔から牛の飼育が盛んでしたので、このあたりの農家を終点とする但馬牛も多かったことでしょう。続いて現在の西宮市、名塩を挟んで手前の東久保、先の木ノ元に牛宿があり、ここのいずれかで泊まってから大阪へ到着。その先和歌山や松阪へ向かう牛もいたそうです。
牛は日に30km前後歩いたそうですが、だいたいその間隔で牛宿があったのが興味深いですね。













