1月号
KOBECCO お店訪問｜RIO’S KITCHEN
ポップな空間でカジュアルに楽しむ和洋中のジャンルを超えた料理の数々
ラグジュアリーな空間でいただく洗練された天ぷらの名店「花歩」店主が、全く違うコンセプトで２０２３年12月１日にオープンした「RIO’S KITCHEN」。扉を開けると目に飛び込んでくるのはバンクシーの作品、振り返ると人気アーティストTAPPEIのポップな壁画、真ん中に落ち着いた15のカウンター席がコの字型に並ぶ。「ワイワイ楽しい時間を過ごせるカジュアルな雰囲気にしたい」という店主の思いが込められている。
両店の料理長を兼務する真田篤史さんは「カジュアルといっても、きちんとした料理をすべて手づくりします」と話す。「花歩」の仕入れ先から届く最高級の食材を焼く、煮る、炒める、揚げる、蒸すなどあらゆる調理法を駆使して和洋中のジャンルを超えてアレンジ。一頭買いの神戸ビーフをバーガーや〆のカレーなどに使用。前菜からパスタ、汁物、メイン、〆までバラエティーに富んだ料理の数々に目を見張る。「月替わりで大変ですね」という問いに「まだ始まったばかり。これから季節や行事に合わせてどんなお料理を楽しんでいただこうか？考えると楽しみです」と答えが返ってきた。新しい発見に期待が持てそうな〝新感覚のお店〟へ足を運んでみては。
「前菜」。(左下から)淡路玉ねぎのグラタン、ピータン豆腐、よだれ鶏、Rio’sサラダ、(中央)花歩のさつまいも
「神戸ポーク 酢豚」。じっくり揚げた柔らかなプレミアム神戸ポークに黒酢が香るタレをたっぷりかけた本格中華の逸品
料理長の真田篤史さん(左)とスタッフの織井秀郎さん
TAPPEIはじめ世界的な人気アーティストの作品を楽しみながらお料理をいただく
特製の小さなバンズに和牛と淡路の玉ねぎをはさんだ「Rio’sバーガー」。
「毎月厳選する具材を使ってRIO’S KITCHENの名物にしたい」と真田さん
月替わりコースは、前菜、パスタ、バーガー、
メインなど全６皿とラーメンやカレーライスなど選べる〆まで、ワンドリンク付きで8800円
RIO’S KITCHEN
神戸市中央区中山手通1-25-6
ラ・ドルレイ神戸三宮ビル7F
TEL.078-891-5511
17:30～23:30
不定休
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