10月号
KOBECCO お店訪問｜BRASSERIE L‘OBABON ブラッスリー ロバボン
フランスの街かど時間が流れる普段使いのブラッスリー
フランス料理は特別な日にレストランを予約するというイメージがあるが、「フランスの人たちが毎日、肩肘張って食事をしているわけではないですよ」と小場佐慎也さん。
東京のブラッスリーでギャルソンとしてサービスの経験を積み、フランスへ。各地方を回って郷土料理を研究した。それぞれの素材や料理法に合うワインがあることに改めて感動し、フランス人の食事の楽しみ方に憧れたという。「ＢＧＭに合わせて歌ったり、踊り出したり…日本人の感覚ではちょっと考えられない楽しみ方です」と話す。
経験を神戸に持ち帰り、２０１２年７月のフランス革命記念日、表現したいことを詰め込んで「ロバボン」をオープンした。ビストロとカフェの要素を併せ持つ「ブラッスリー」。ランチタイムからカフェタイム、ワインと軽めの前菜で午後飲みもあり、ディナーを楽しみミッドナイトまで、ロバボンにはいつもフランスの街かど時間が流れている。
パセリ、ニンニクなどで作るエスカルゴバターのいい香り
「仏産エスカルゴのブルゴーニュ風」
オーナーの小場佐慎也さん
子どものころ呼ばれていた「OBABON」に「LE」を付けて「L’OBABON」。
BONはGOODなので、今思うと店名にピッタリのあだ名を付けてもらっていたんですね(笑)
フランスから届くフレッシュなムール貝をロワール地方のワインで蒸す。毎年7月から12月中頃までの期間限定メニュー「仏産ムール貝の白ワイン蒸し」
フランス料理の定番
「オニオングラタンスープ」
ブラッスリー ロバボン
神戸市中央区中山手通1-27-11
TEL. 078-381-6469
水曜～日曜 12:00～midnight
月曜 14:00～midnight
火曜定休
「ランチ」1800円～
キッシュロレーヌ 、マッシュルームのサラダなど
「前菜」1200円〜
田舎風パテ、仏ドフィネ風グラタンなど
「アミューズ・ブーシュ」900円～
豚肉のリエット、仏ピュイ産レンズ豆のサラダなど「メイン」3650円～
仔羊のタジン、塩漬け豚のパネなど
「飲み放題プラン」6000円～
(3日前までに要予約)
https://www.facebook.com/brasserie.lobabon/
