2016年
11月号
11月号
Report KOBE|全国公募展 第4回「国際現代」水墨画展
水墨画や墨彩画の公募展「国際現代」水墨画展が、9月28日~10月2日、兵庫県民会館の大展示室で開催された。向山水墨画会発足から20年目を迎え、全国公募展に発展させるために「国際現代」と改名してから、今年で第4回目になる。年々応募作が増えており、今年は一般の部117点、学童の部85点の応募があった。「審査員の皆さんからも、一般のお客様からも、回を追うごとに作品がレベルアップしている、と評価されています。今年も力作が集まり、嬉しい限りです」と、「国際現代」水墨画協会の向山和子会長。大賞、兵庫県知事賞、神戸市長賞をはじめ数々の賞の授賞式は10月2日に開催され、表彰状と記念品が手渡された。会場を訪れた生田神社の加藤隆久名誉宮司は、子どもたちによる水墨画も素晴らしい、と絶賛。
同協会では、東北大震災以来、毎年うちわ展を開催したりして、売り上げ金を県芸術文化協会やボランタリープラザに募金してきた。今回も来場者に色紙を販売し募金を集め、約5万円が集まり、10月26日の贈呈式で寄付金を贈呈する。