2016年
7月号
7月号
芦屋山手のフロントラインを歩く① 京料理 たか木
オーセンティックな和食の愉しみ
京料理 たか木
価値あるものを大切にする気風のある芦屋の地で愛される、京料理「たか木」。料理長・高木一雄さんが大切にしていることは、とにかく「できたてを食べていただく」という基本だ。食材はもちろん、先付けの間に碗ものを用意するなど、だしも直前に引く。料理は時間をかけて提供される。「食べるということは、生きるということ。料理を作るプロとしてやらせていただく以上、真心を込めて、一つひとつ丁寧にお出ししたい」と高木さん。現在では海外にも出かけ、季節感やだしの旨みを大切にしてきた“和食”文化を忠実に広めるために活動を続ける高木さんは、海外で本物の日本料理を広めたいと外国からの研修生を受け入れたり、国内では食育のための「和食給食応援団」として活動している。
しだれ桜の揺れる枝ぶりが見えるテーブル席、竹をバックにしたカウンターなど、店はモダンな雰囲気。ゆっくり流れる芦屋の時間とともに和の伝統料理を楽しみたい。
京料理 たか木
芦屋市大原町12-8
TEL:0797-34-8128
営業:昼12:00~、夜18:00~ ※要予約
定休日:不定休