2013年
9月号

煌く御影へ、ようこそ

カテゴリ:グルメ, 神戸

六甲山系の山々から緑の風が吹き抜ける街、御影。
成熟した人々がこの地を愛し、上質でうるおいのある暮らしが脈々と受け継がれている。
そんな潤いのある暮らしの中から、神戸を代表する多くの店々が開花した。
神戸にあって、ひときわ煌きを放つ街が、御影。
この煌きに多くの人々が惹きつけられる。

御影 髙杉(Mikage Takasugi)

御影ブランドを代表する苺のショートケーキ

御影ブランドを代表する洋菓子店。「現代の名工」にも選ばれた高杉さんが生み出す苺のショートケーキは、いちごの酸味とビスキュイの風味を生クリームがやさしく融和させる絶妙な味わい。ほぼ全てのケーキがキューブ型にカットされているのは、ケーキの中身にも素材をふんだんに使用しているから。洗練された自慢のスイーツとともに、英国アンティークのテーブルやや陽光あふれるテラスで、ゆったり寛ぎのティータイムを。

TEL.078-811-1234
神戸市東灘区御影2丁目4-10-101
HP. http://www.mikage-takasugi.com/
営業時間/10:00~20:00
定休日/不定休

阪急御影駅下車すぐ南に位置する御影高杉。現代の名工にも選ばれた高杉良和さんが作る洋菓子は御影ブランドの代表でもある

ケーキの中身には素材をたっぷりと使用。断面から見るとその様子がよく分かる。人気の苺のショートケーキは578円

みかげ山手ロール(Mikage Yamate-roll)

ワンランク上のおいしいロールケーキ

できたてのロールケーキの美味しさが味わえるロールケーキ専門店。こだわりのロールケーキには、大自然のミツバチたちがその季節にしかない花の蜜を集めて作った「百花蜜」を使い、季節ごとに味が変化する。卵は、天然飼料で育てられた鹿児島県産の「さくら美人」を使用。ワンランク上のおいしいロールケーキとなっている。

TEL.078-856-7455
神戸市東灘区御影1-14-31
HP. http://myr24.com/
営業時間/10:00~20:00
定休日/年中無休

季節ごとに味が変化する「百花蜜」、鹿児島県の高級卵「さくら美人」を使用。
ワンランク上のロールケーキを楽しめる

シンプルでベーシックなロールケーキ「匠」。北海道産の生クリームを使用。できたて美味しさを味わえる。1本1260円・カット(3.5cm) 252円

「出来たてにしか味わえない美味しさを召し上がってください」。みかげ山手ロール店長の山口恵利さん。

中国料理 四川(Chinese Restaurant Szechwan)

四川料理の醍醐味が味わえる人気店

お昼時ともなれば行列ができる人気店。日本人の味覚に合わせてアレンジしているとは言え、やはり四川料理の醍醐味はピリ辛さ。唐辛子や花椒の効いたピリッとした辛さ、本場仕込の味わい深さが楽しめる。見るからに辛そうな担々麺と麻婆豆腐は二大看板メニュー。メニューが多くてリーズナブルなので使い勝手もいい。いま神戸でもっとも注目されるお店のひとつ。

TEL.078-822-1277
神戸市東灘区御影2-10-2
御影ラ・パラツィーナ1階
営業時間/11:30~14:30(L.O.14:00)
17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日/水曜

二大看板メニューは坦々麺(880円)と麻婆豆腐(980円)。
ミディアムランチは1600円

「カジュアルなお店ですのでお気軽にお越し下さい」。
四川のオーナー平田健太郎さん

「にしむら」の新たな歴史は御影の地からはじまる

コーヒーの街・神戸の名店、にしむら珈琲店にとって、創業の地である北野の中山手本店が礎石ならば、御影は夢への扉。洋菓子工房「セセシオン」やステーキレストラン「みかげ館」、グランドピアノを備えた多目的スペース「フレンドサロン」など、珈琲店の枠を超えた展開が私たちを新しい楽しみへと誘ってくれる。
ふわりと、そしてメローに、心にまで届きそうな薫り。肉厚のカップになみなみと注がれた一杯を、ゆったりとしたテーブルで。神戸っ子たちを魅了してきたそんなスタイルに加えて、御影店には充実のフードメニューが揃っている。パンメニューはもちろん、パスタやアラカルトなどもカフェ感覚で。時間を気にせず、一人でも気兼ねなく食事できるのが嬉しい。
コーヒーを飲むと、欲しくなるのが甘い物。力強く奥行きのあるにしむらのコーヒーならなおさら、美味なるスイーツを求めてしまう。そんな期待に応えてくれるのがセセシオンだ。
セセシオンとは「離脱」を意味しているが、そこには自由で前衛的な洋菓子づくりへの思いが込められている。珈琲店の洋菓子という枠からはすでに脱し、洋菓子激戦区の御影でもひときわその個性はまばゆい。また、ベースとなるウィーン菓子は伝統を重んじるイメージがあり、ともすれば保守的になりがちだが、素材へのオマージュや手仕事の技を踏襲しながら、時代に合ったスイーツへと見事に昇華させている。
みかげ館は但馬牛専門のステーキレストラン。千年以上も昔から続く蔓牛の血統を受け継ぐ但馬牛は、全国の銘牛の父ともいえる由緒正しき牛。溶岩でできた厚さ2cmの天然石で焼き上げると、但馬牛ならではの旨味が凝縮される。ステーキのほか、味も彩りも豊かな松花堂弁当も御影マダムの支持絶大。
伝統を大切にしながら、新しい今を紡ぐ。それは、いかにも御影らしい。日々の生活に美学を持つこの街の人々に、今やにしむら珈琲店は欠かせない存在になっている。

「自由な、そしてベストなケーキを」と、セセシオンのディレクターも務めるにしむら珈琲店の吉谷修作専務

コーヒーの旨みをより味わえるように考案された肉厚のカップに多彩なフードメニューを添えて

焼き無花果とベリーのタルト

渋皮栗のプルンダー

 

神戸にしむら珈琲店 御影店(Kobe Nishimura Coffee)

TEL.078-854-2105
神戸市東灘区御影2-9-8
8:00~22:30 無休
http://www.kobe-nishimura.jp/
阪急御影駅下車、徒歩約4分

みかげ館(Mikagekan)

TEL.078-854-2106
平日  11:00~15:00(14:30LO)
17:00~22:00(21:00LO)
土日祝 11:00~22:00(21:00LO)
無休

セセシオン コンディトアアテリエ(SESSION Konditorateliere)

TEL.078-854-2678
10:00~19:00 無休

いかり御影店(Ikari Supermarket)

高級スーパーの代名詞、ikariブランド

美味しさと信頼のブランド「ikari」。「東の紀ノ国屋 西のいかり」と呼ばれるほど、阪神地区では高級スーパーの代名詞的な存在であり、主に阪急線沿線を中心に店舗を展開している。またスーパーマーケットではほとんど例のない自社工場で作るオリジナルブランドにも力を入れている。御影店は小さいながらも厳選した生鮮品と惣菜類の充実ぶり、利便性の良さなどから地域住民になくてはならない存在になっている。

TEL.078-854-2623
東灘区御影郡家1丁目25番12号
http://www.ikarisuper.com/author/mikage/
営業時間 10:00〜21:00

季節限定商品 松茸ごはんの素(調理例)

具材を1品ごとに料理人が丁寧に仕上げた季節のお弁当

生鮮品は生産者の顔が見える信頼のある商品をお届けします

洋菓子は手間と時間を惜しまず、洗練された味わいと仕上げで喜ばれています

阪急御影駅から南へ徒歩5分に位置する

御影MAP(Mikage Map)

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