2022年
3月号
3月号
「こども本の森 神戸」へ ようこそ 12
2022年春の開館を祝して12人の作家からいただいたイラスト・応援メッセージを毎月1作品ずつ紹介させていただきます。
中辻 悦子
本の森はお話いっぱいの大きな大きな宝箱。自分で読んで、自分で感じて、自分で考えよう。そして友達と話そう。
中辻 悦子
《プロフィール》
絵本作家、グラフィックデザイナー、造形作家。1937年大阪府生まれ。宝塚市在住。絵本の作品は、『これめ』『いろいろしかく』『まるまる』など。98年刊の『よるのようちえん』(福音館書店)でブラティスラヴァ国際絵本原画展のグランプリを受賞(47か国296人参加)。日本人の同賞受賞は、第1回(67年)の瀬川康夫氏以来の快挙。2000年、ボローニャ・ブックフェアに出展。ご夫君は画家の元永定正氏。中辻氏は元永氏の絵本のグラフィック・デザインも手がけている(『もこもこもこ』/文研出版、『もけらもけら』/福音館書店など)。
「こども本の森 神戸」 ~2022年春 東遊園地に誕生!~
2022年春 建築家の安藤忠雄さんの寄付により東遊園地に「こども本の森 神戸」が誕生します。蔵書は、絵本を中心に、図鑑や写真集、児童文学、震災関連の本など約25,000冊を予定。こどもたちが良質で多様な本に出会い、豊かな感性と創造力を育めるような施設として整備していきます。