神戸JC「若い力で育む未来 ～Building the Future!!～」

経済人

3回の開催を経て選ばれた最優秀チームが神戸市へ提言

若者の自己肯定感や地域社会に主体的に関わる力を高めることで主体的に地域社会に関わるきっかけをつくることを目的として、神戸JCリーダー育成委員会が設営した「若い力で育む未来～Building the Future!!～」。3回の開催を経て最優秀に選ばれたチームが神戸市への提言を行い、プロジェクトは終了した。

4月に実施された第1回目で神戸市企画調整局政策課から人口減少に関するプレゼンテーションを受け、市内の大学の学生を中心に結成された6チームが解決案をまとめた。6月の第2回目のプレゼンテーションでは地元企業、団体、議員とディスカッションし、アドバイスを受けてさらに調査分析を重ね、ブラッシュアップ。8月5日の第3回目は外部から審査員を招き、コンペティション形式で開催され、審査の結果、6つの大学の学生で構成されたチームが最優秀に選ばれた。「新神戸を『働く×育てる×暮らす』が当たり前のまちに」と題し、新神戸駅に隣接するコトノハ神戸を活用して、子育て世代を支援する施策で若年層の定住促進を目指そうという提案。10月21日、チームを代表して3人の学生が神戸市役所を訪ね、今西正男副市長に提言を行った。
リーダー育成委員会の大瀬良健一委員長は「新たな視点として参考になる提言で、学生さんたちと一緒に私たちも成長させていただいたと思っています」とプロジェクトの成果を話している。