7月号
科学は楽しい!JCI神戸が小学生に贈る体験型学習イベント
大科学博士になろう!!
JCI神戸が主催する「大科学博士になろう! 飛び込め!不思議の世界」が6月4日、中央区のコミスタこうべ(神戸市生涯学習支援センター)で開催され、参加した多くの小学生と保護者が楽しみながら科学に親しむ時間を過ごした。
神戸のまちの発展のためJCI神戸と行政・在神企業・団体が連携をさらに強化し、将来を担う子どもたちの育成に資する事業展開を目的に、今年度「行政連携推進委員会」が新たに設置された。同委員会からの「教科書では学べない科学」をコンセプトにした企画の考案依頼に、神戸市内18の企業・団体・大学が応え、当日の会場内には予約制ワークショップと当日参加体験型学習ブースが開設された。
4つのワークショップでは、理化学研究所の細胞パーツでデザインする自分だけのチャームづくり、音を出す機械を実際に操作し、DJになって自分の番組を作るラジオ関西の協力ブース、パソコンを使うプログラミングでソフトバンクのロボット「ペッパー」を動かしてみる体験、神戸市PTA協議会メンバーの愛好者たちの企画でミニ四駆の速さのメカニズムを知って、体験、それぞれ嬉しい顔、真剣な顔、驚きの顔にあふれた。
当日参加体験では、子どもが大好きなスライムやスーパーボールづくり、プラスチックごみのリサイクル体験を通して再利用について考える、身体の仕組みを知って速く走る体験など、工夫が凝らされた14のブースが大人気。クイズに答えてスタンプを3つ以上もらったら「大科学博士」に認定される。認定証を手に子どもたちは笑顔でいっぱい。科学に興味を持つきっかけになりそうな期待が持てるイベントだ。
産官学が協力して作り上げた事業
子どもたちは理科が好きなのに「点数は下がっている」という統計結果を知り、楽しく学べる科学イベント事業を決定しました。以前から寺子屋形式の事業を検討していたのですが行政で既に始めているとお聞きし、JCI神戸としては体験型学習に特化しました。ご協力いただく企業・団体・大学と一緒に事業を作り上げようと月1回ペースで事業構築会議を開いて集まり、担当者様と方向性や進捗状況を確認しながら今日の開催に至りました。
広報についてはチラシを作って配るのと同時に、後援いただいている神戸市教育委員会様の保護者向け配信サービス「すぐーる」にPDFで添付していただき、大きな反響を得ることができました。ワークショップには想定をはるかに超える予約申し込みをいただき対応に苦慮したほどです。
イベント企画は初めてのことで、これほど多くの人たちが関り成立しているのだと知り、良い経験をさせていただいたと思っています。参加した子どもたちに「理科って楽しいんだ」という思いをも持ってもらえるかなと、私自身も今、わくわくしています。
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