5月号
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味も香りも見た目もインパクト大‼ 「第1回ドリーム豚饅プロジェクト」
個性炸裂のカレー豚饅を8日間限定販売
南京町の豚まん店「老祥記」4代目・曹祐仁さんが提案した「ドリーム豚饅プロジェクト」。4月の週末8日間限定で販売された第一弾のカレー豚まんを求め、多くの人が行列をつくった。コロナ禍でパワーダウンした「神戸の食文化」を向上したいとの想いで昨年10月に発足した同プロジェクト。神戸を代表する飲食店と「老祥記」がタッグを組んで豚まんを作り、その収益を子どもたちへの食育事業に活用する。第一弾のコラボ店は「神戸カレー食堂 ラージクマール」「マンドリルカレー」の2店舗が選ばれた。
「神戸カレー食堂 ラージクマール」は粗挽きミンチと炒めた淡路産玉ネギに7種の特製スパイスをきかせた「キーマカレー豚饅」。様々な異国の風味が口の中で弾け、挽肉と玉ネギの素材の持ち味をひきたてる。一方の「マンドリルカレー」は割ってびっくり、鮮やかなグリーン色のホウレン草とひよこ豆の「ザクカレー豚饅」。野菜の旨味満載の具はスパイスのシャクシャクした食感があり、酸味がきいたトマトソース(別添)をかける味変も楽しい。
「各店のアイデアをじっくり煮込んで(笑)完成。老祥記107年の歴史初の試みとなるカレー豚饅、老舗の挑戦を多くの皆さんに楽しんでもらいたい」と曹さん。
販売収益の活用は、KOBE地域貢献応援プラットフォーム協力のもと、7月24日(日)に、ハーバーランドのこべっこランドにて豚饅作り体験の開催を予定。
購入したお客さんは…
味はもちろん内容もご機嫌
ハオチー♪なカレー豚饅
長蛇の列のなかに神戸を代表するラジオDJ、ターザン山下さんを発見。Kiss FM KOBEをはじめ、様々なメディアで活躍されるターザンさんは「コロナ禍で大変ななか、南京町から神戸を元気にする夢のあるプロジェクト。 “好吃”(ハオチー=中国語で美味しい)であること間違いなし! 何より“食”を通して、子ども達の食育も応援するという内容が素晴らしい。皆が買って、美味しく食べて、笑顔になれる企画を、心から応援したいと思います」。
アノ豚饅がどんな味に?
変身が楽しみです!
元気いっぱいな2歳の男の子と生後5ヶ月の赤ちゃん連れのファミリーは兵庫県川西市から。「メリケンパークの『カワサキワールド』に行く前に南京町に寄りました。『老祥記』の豚饅は食べたことがあるものの、今回は初のカレー豚饅ということで、どんな味わいに変化しているか楽しみです。子どもが様々な経験から食に興味をもつのは大切なこと。子を持つ親として、食の教育につなげていくという試みに大賛成です」。
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老祥記 4代目の曹祐仁さん
「朝からたくさんの方に並んでいただき、感激しています 」
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「老祥記」姉妹店の「曹家包子館」にて販売。
11時の販売開始前からすでに行列が!
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「神戸カレー食堂 ラージクマール」の
『キーマカレー豚饅(中央)』。
「マンドリルカレー」の
『ザクカレー豚饅(右)』。
「老祥記」の豚まん(左)の
3種類セット(500円)を販売。
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赤&黄色が目立つポスター
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お昼過ぎには完売する人気ぶり