2016年
10月号
10月号
関西の働く女性を応援し続けて11年 「ACCJ関西ウォーカソン」
働く女性の活躍推進を目的とするチャリティイベント「ACCJ関西ウォーカソン」は、今年11年目を迎えます。
第1回目を開催した2006年は、女性が職場で働くことについて、日本ではまだまだ理解が不足していたように思いました。しかし、この約10年で環境は大きく改善され、ダイバーシティ・インクルージョン(多様性と包括)、女性の活用と平等な機会の提供は、さまざまな場面で議論にあがるだけでなく、安部内閣では経済成長戦略において重要であると明言しています。
ACCJ関西ウォーカソンはこの10年に渡って、特に関西の女性の活躍支援の一助となれるようにとチャリティイベントを続けて参りました。収益の一部を働く女性の環境改善に資する活動を行う多数の団体に寄付し、寄付金は女性に有益な情報を提供するセミナーなどの開催、情報共有の場の提供、子どもたちを見守る施設の充実、病児保育の会費補助など、あらゆる女性の働きやすい環境づくりに役立てられています。
今年は「支援を必要としている働くママに、より良い職場・より良い暮らしを」をテーマに、マラソンやスタンプラリーなど親子で楽しく参加できるチャリティーイベントを予定しています。国際色豊かなダンスを披露するステージショーや、本格的なお料理やデザートが揃う屋台エリアにも注目です。多国籍の参加者と交流ができるのも、在日米国商工会議所主催イベントならでは。ご家族で是非ご参加ください。
ステファン・A・ザーカー
関西外国語大学
アジアンスタディーズプログラム
学部長
在日米国商工会議所(ACCJ)
副会頭 関西支部長