4月号
神戸青年会議所 すべての人が活躍できる 社会に向けた革新的な変化を VOL.2
神戸の明るい豊かな社会の実現を目指す、神戸青年会議所。その理念に共感し、共に活動してくれるメンバーを募っている「会員拡大特別委員会」のメンバーにお話を伺いました。
JCでの出会いが、自分を、神戸を変える
―神戸JCに入られたきっかけと、入ってみて感じたことをお聞かせください。
河島 先輩に「JCはいいよ」と誘っていただいたのと、今の会社への転職を機に、仮入会だけでもと気軽に入ってみました。やってみると仲間がたくさんでき、人脈も広がり、自己成長につながった実感があったので続けています。
垣内 仮入会で、これまで関わることがなかったいろんな方と話ができて、すごくよかったです。会社を経営していると、相談や悩みを打ち明けられるところがないので、自分にないアイデアや考え方を聞けるのが大きいですね。
松井 私の父もJCに取り組んでいたので知っていたのですが、現役の方と交流を持つことがなかったところ、同級生や先輩に強くオススメいただきまして。何をすればいいのかもわからないなか、自分の業界関係の方や取引先の方も多く、仕事以外のことで距離が縮まり、仲間が増えたことが成果ですね。
―JCでの活動が活かされていると感じていることを教えてください。
河島 会員拡大特別委員会の委員長を拝命し、責任感とその怖さは、かなりありました。私たちが入会につなげられなければ、神戸JCの存続が危ぶまれるわけですから。実際は、しんどさよりも、やり方次第で成果につながる楽しさの方が大きいです。例えば、10%の興味しかなかった人を、どうすれば熱をあげられるのか、どんなことに興味を持たれているのかなど、考えながら取り組むと楽しいですし、自身の仕事にもつながることだと思っています。
垣内 活躍されている女性も多く、産休中の方もいます。コロナの影響もありますが、オンライン例会があるので、子どもがいて普段なら参加出来ない行事にも参加しやすくなりました。昨年は開催できませんでしたが「みなとまつり」は、子どもと一緒に家族で楽しみながら、神戸を盛り上げられる事業に参加できて良かったです。ZOOMで開催した女性活躍に関するセミナーなど、JC全体で女性の活躍を推進しています。
松井 商店街にいると、どうすれば街に人が集まってくれるか、細かなところを見ながら考えていくのですが、JCではもっと広く街が抱える社会課題解決に対して活動しています。視点の広さが極端に違うのが面白いところで、両方で知ったことが両方でいかせるシナジーを体感できています。
意欲ある新たな仲間を待っている
―今後の取り組みについてと、会員拡大に向けてのメッセージをお願いします。
河島 神戸JCメンバーと神戸在住者の職業割合が同じようになれば、神戸の課題などある程度縮図化ができます。そうなれば、もっと市政といい付き合いができると思っています。今まではメンバーやOBからの紹介がほとんどでしたが、企業向けのアプローチにも力を入れているところです。神戸にある大小たくさんの企業様を、売上や規模に関係なく募っています。JCは40歳で卒業が決まりですから、後任枠を企業様で持っていただくことで、社員研修や教育の場としても生かしてもらえますし、社会的認知度にもつながると思っています。
垣内 時代の変化や困っている人の役に立つこと、一企業ではできないことがJCならできます。小さなところから声を拾い、少しずつでも実現できればと。女性にもっと入ってもらいたいですね。社会で女性がキャリアアップするために、男性の意見も大事ですが、女性たちがどう考えているのか、普段言えないことも、いろんな事が話し合える機会が生まれます。
松井 35歳以下の方に、特に入って欲しいですね。経験する年数を多く持つことで、より深く街と関われ、学びの機会も増えます。私は31歳で入会しましたが、もっと早く取り組んでいればと感じています。やるなら早いほうがいい。実際、入会者のほとんどが35歳以下です。
河島 目的は、さまざまでいいのです。ただ「神戸の街を良くしたい」という共通の目的に向かって走れれば。活動はリアルとオンラインのハイブリッドになっていきます。時間や距離を越えて、新たな機会を生むチャンスです。能動的に、一回やってみたい、神戸のために自分から動きたいという人を待っています。
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神戸青年会議所2021年度入会案内
https://kobejc.or.jp/membership/