2013年
3月号
スタッフの皆さんが、やさしい笑顔を迎えてくれる

たくさんの思い出を育む体験型レジャーパーク 淡路カントリーガーデン

カテゴリ:淡路島, 観光

動物たちとのふれあいを

いきなりクイズ。ロバはどんな声で鳴く?
淡路インター下りて直進、車で約10分。淡路花さじきにほど近い場所にある淡路カントリーガーデンは6年前にリニューアルしてから魅力が倍増、ファミリー層を中心に人気なのだ。
広い敷地内では、13もの動物たちが待っている。のんびり草をはむひつじ、元気いっぱいのアヒル、もこもこと動くうさぎ、ちょっとやんちゃなさるなどなど。バードゲージでは鳥たちが歌うように。小さな動物たちには触れることだけでなく、エサをあげたりして仲良くなれる。人気者のロバは園内を一緒にお散歩することもできるとか。
子どもたちの遊び場も充実。巨大シーソーは親子のふれあいを育み、遊びの小屋では自分で液を調合して飛ばすシャボン玉が人気だ。夏場はとうもろこしの迷路もお目見えするとか。じゃがいも掘りやスイカ狩りなどの季節の味覚狩りや、パニールチーズづくりなども体験できる。
ペットも家族の一員という今のご時世。ワンコたちが思いっきり駆けっこできるドッグランや、ちょっとつないでおけるドッグポールなど、愛犬家への心配りも嬉しい。

大人気のハンバーガー

いっぱい遊んだら、お腹もぺこぺこに。そんな時にはバーベキューレストランでとろけるような淡路牛はいかが?ゆったりとしたベジカフェでは、野菜いっぱいの「にじいろカレー」がオススメ。コーヒーも美味しい。
ちょっと小腹が空いた時は、エントランスにあるサフサフへ。淡路牛の旨味が詰まったハンバーグに淡路産のブランドたまねぎ「甘たまちゃん」、しゃっきりの淡路産レタスを無添加のバンズで挟んだ「あわじ大地のバーガー」はファン多数。あわじミルクのソフトもまた添加物ゼロで、濃厚なミルクの風味なのに後味さっぱり。有名タレントも惚れ込んだ味だとか。サフサフでは入場しなくても買えるので、ドライブがてらに立ち寄る人も多い。
食後にはギャラリーへ。ここのキャラクター、カントリーちゃんの作者、キイロノハサミさんの切り絵作品が並ぶ。かわいいだけでなく、緻密でびっくり。
宿泊すればさらに楽しみが広がる。コテージは、非日常のムード満点。空気が良いから夜はいくつもの星座が瞬く。朝はニワトリの声で目を覚ます。この感じ、都会では味わえない。
宿泊はファミリーのみならず研修や合宿にも利用可。動物の飼育のみならず、淡路島ならではの農業や漁業の体験などを交えたガイドツアーも歓迎で、実際にやってみることで学ぶことも多く、子どもたちの成長の大きな糧になるだろう。

この春の注目はいちご

おみやげも要チェック。カントリーちゃんとその仲間たちのオリジナルグッズ、「甘たまちゃん」、新田さんちのトマトケチャップなど充実のラインナップ。この春には自家栽培イチゴ「紅ほっぺ」のスイーツも登場予定。中でも自分で包んで食べるユニークな「セルフいちご大福」がイチオシ。
「まごころでお迎えいたします」と園長の中田さんが言うようにスタッフも温かく、神戸はもちろん、東京や九州からやって来る人も多い。さらに島内からの来園者も多く、地元からも支持されているようだ。
自然がいっぱいのカントリーガーデン。恵まれた環境の中で、子どもたちは自分で楽しみを見つけるとか。「さまざまな体験を通じ、楽しむところから自然と学べるような環境を心がけています」と店長の沖さん。
最後に、冒頭のクイズの正解を、飼育担当の鈴村さんから。「モーって鳴くんですよ。牛より高い声ですが」。本当かどうか、淡路カントリーガーデンに行って確かめよう!

スタッフの皆さんが、やさしい笑顔を迎えてくれる


13種類ものかわいい動物たちとのふれあいが楽しめる。子供連れに人気が高い


淡路カントリーガーデンのキャラクターは、切り絵作家のキイロノハサミさんの作


園内で栽培したいちごを販売。


「太陽のいちご大福」が新登場!


淡路の自然に囲まれる淡路カントリーガーデン。子供たちの遊び場も充実


淡路牛や玉ねぎ、レタスなど淡路の名産を挟み込んだ「あわじ大地のバーガー」


園内にあるコテージでは、2~50人まで宿泊が可能


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