5月号
神戸三宮東・新都市 いよいよ始動!
旭通4丁目地区市街地再開発プロジェクト完成!
今春、旭通4丁目地区に神戸の新たなランドマーク「シティタワータウン」が誕生した。兵庫県最高層54階建ての住宅棟、ショップや医療機関などが充実した商業施設棟、180台分の駐車場棟を兼ね備えた、多彩なライフステージとなっている。
旭通4丁目地区の再開発事業が完了するまでには、30年以上もの長い時間がかかった。昭和50年、三宮東地区開発計画「サンシティ計画」を機に、三宮東エリアの都市整備が進められた。しかし、三宮ターミナルに近い雲井通・旭通地区では次々と大型ビルが建設された一方、旭通4丁目地区はたびたび家屋の火災に見舞われ、区画整理事業による解体や権利関係の複雑さもあり、更地の状態が続いた。平成の時代になって以降も、バブル経済の崩壊や阪神・淡路大震災に見舞われ、計画の挫折が続いた。これらの困難を乗り越え、平成21年に旭通4丁目地区市街地再開発組合が設立、そして平成25年3月、「サンシティ計画」の集大成として「シティタワータウン」は誕生した。
施設情報
シティタワープラザ
1階はスーパーマーケット、2階は薬局と100円ショップ、3階は健康カウンセリングが受けられるスポーツジム、4階は整形外科クリニックとなっている。5階より上はホテルとなっており、住む人と訪れる人のための充実の設備が揃っている。プラザの前には、各種イベントに利用できる、花壇に囲まれたフリースペースも。
シティタワー神戸三宮
兵庫県最高層の54階建て「シティタワー三宮神戸」は、天空へ伸びるラインを強調したスタイリッシュなフォルム。ガラス張りのエントランスは開放感のある吹き抜けのデザインで、窓から見える六甲山系の緑に心癒される。39階にはスカイラウンジと六甲の山々を見渡せるパーティールームがあり、優雅な時間を過ごすことができる。
ティアラ190
数多くの高層建造物を抑え、兵庫県下最高層190メートルの高さを誇るシティタワー神戸三宮には640戸の住空間が。その最上階に輝くイルミネーション、ティアラ190(イチキューマル)は、あたかも女性がティアラを身につけているかのようなデザインから名づけられている。LED照明を使い、神戸の四季や歳時を光のデザインパターンで表現。