2013年
5月号

わたしたちの六甲・摩耶山

カテゴリ:見どころ, 観光

緑の風が爽やかな季節、六甲・摩耶山に出かけたくなります。
わたしたちの住む街を抱く六甲・摩耶山。早朝登山や、家族でハイキング、デートでドライブ、装備を整えロッククライミング、さまざまな楽しみ方ができるのも、六甲・摩耶山が親しまれる理由のひとつです。今回は、六甲山の施設で遊ぶ、摩耶山で休暇を楽しむをテーマに、六甲・摩耶山の魅力の一部をご紹介します。

六甲ガーデンテラス

異国情緒あふれるエリア内で、レストランやショップなどが建ち並び、絶好のビュースポットとしても有名な「六甲ガーデンテラス」。もっとも美しい季節を迎える英国風庭園コッテージガーデンでは、この時期「英国&バラフェア」を開催。

「英国&バラフェア」より 英国風ランチ マグレガーさんの野菜畑にて(グラニットカフェ)


BEATRIX POTTER ™ and PETER RABBIT ™ © FW & Co., 2013

六甲ガーデンテラス

TEL.078-894-2281
神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
営業/9:00~21:30
※営業時間は、季節・曜日・天候・店舗などにより異なる
年中無休(冬期は店舗により不定休) 入場無料

自然体感展望台 六甲枝垂(しだ)れ

六甲の自然を体感できるさまざまな設計がなされ、フレームから六甲の季節を望む、新しい景色の楽しみ方ができる展望台。(入場料:大人300円、4歳~小学生200円)10:00~21:00(季節・天候により異なる、受付終了は30分前)

ヒノキのフレームで覆われた展望台


六甲高山植物園

高山植物を中心に寒冷地植物・六甲山自生植物など約1,500種を栽培する植物園。初夏は、クリンソウ、クロユリ、コマクサ、エーデルワイスなどたくさんのお花が見ごろを迎える。

見ごろを迎えるクリンソウの群生(見ごろ:5月中旬〜下旬)


六甲高山植物園

TEL.078-891-1247
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
開園/10:00~17:00 ※16:30受付終了
休園期間11月25日 〜3月中旬
(※9月5日、12日休園)
入園料/一般600円 小人300円

六甲オルゴールミュージアム

1900年頃、神戸に暮らす外国人が山荘を建て、リゾート地として開拓した六甲山。それと同時期にヨーロッパやアメリカで親しまれたオルゴールや、自動演奏楽器、自動人形、資料などを展示したミュージアム。展示だけでなくアンティーク・オルゴールや自動演奏楽器によるコンサートを楽しむこともでき、また「オルゴール組立体験」も人気(体験料1,600円~)。

昔の人々が楽しんだ音色を時空を超えて聴くことができるミュージアム




六甲オルゴールミュージアム

TEL.078-891-1284
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145
開館/10:00~17:00 ※16:00受付終了
休館/9月5日、12日、11月28日〜3月20日の木曜日(1月2日除く)、12月31日、1月1日
入館料/一般1,000円 小人500円

まやビューライン(摩耶ケーブル&ロープウェー)

自然あふれる摩耶山に、気軽に行ける交通手段が「まやビューライン」。市街地にある摩耶ケーブル駅(灘区)から、ケーブルに乗って摩耶山へ。25度というけわしい傾斜を登り降りするケーブルカーからは、阪神間の街並みや、海、はるか紀伊半島まで望む眺望が楽しめ、また新緑の中を走る爽快さが味わえます。「星の駅」を降りてすぐにある掬星台は、手を伸ばせば星が掬える、といわれるほど星空が美しいことに由来し、眺望も有名です。


摩耶ケーブル「虹の駅」からハイキングコースに行ってみました。
山道なので、登山靴やスニーカーで、飲み物やいざというときの食べ物も忘れずに。


■摩耶ビューライン

運賃/ケーブル線 片道430円 往復860円
ロープウェー線 片道430円 往復860円
全区間 片道860円 往復1500円
交通/JR・阪急・阪神・地下鉄「三宮」駅より市バス18系統
JR「六甲道」、阪急「六甲」駅より市バス18系統
それぞれ「摩耶ケーブル下」バス停下車すぐ
※JR「灘」、阪急「王子公園」より『坂バス』も運行

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