2017年
9月号
9月号

コーヒーが300円と安いのは、「当店は豆問屋なので、カフェでは気に入った珈琲豆に出会ってほしいから」とのこと
直火ローストしたての新鮮な珈琲を味わってほしい|まめや総本店
直火焙煎の珈琲豆を販売する『まめや』では、まず生豆を選び、それをガス火力による直火焙煎でローストするところから販売がスタートする。豆の品種やお好みに合わせて、少し色目がついたくらいのライトローストから、じっくり深い苦みのイタリアンローストまで焙煎時間もさまざまなので、本当に自分好みの味わいの珈琲に出会うことができるのだ。「挽きたての珈琲はよくあるけど、焼きたては初めて飲んだ。これが新鮮な珈琲の美味しさなのか!」と、驚くお客さんが多いという。焙煎してから一週間、挽いてから三日が鮮度の目安だとか。
「ローストする時間、挽き方、そしてお湯の淹れ方、それらすべてによって味が変わってくる。珈琲は日本の茶道に匹敵するぐらい繊細な飲み物と言えます。この店も、歴史の長い珈琲文化のある神戸だからこそ支持いただけるのかもしれません」と、店長の中山広隆さん。
挽き方やお湯の淹れ方によってさらに自分好みの珈琲を探して出会ってほしいと、直売所ではオリジナルブレンドコーヒーやアイスコーヒーが飲めるカフェも併設(一杯300円)。須磨店のほか、夙川、六甲、東加古川に店舗を構える。

コーヒー豆は注文を受けてから焙煎し、約15分で焼きあがる

丹波立杭焼のカップにたっぷり入ったホットコーヒー

ガス火力によって豆の中心部までしっかりローストできる直火焙煎機「まめ吉くん」(特許取得)

焼きたてのコーヒー豆を求めて近所の方はもちろん姫路や明石からもお客様が訪れる

焼きあがったら、ハンドピックで悪い豆や不揃いの豆を取り除く

様々な種類の新鮮な生豆が常に揃う

コーヒーが300円と安いのは、「当店は豆問屋なので、カフェでは気に入った珈琲豆に出会ってほしいから」とのこと