2014年
7月号
7月号
[NEWS]田辺眞人さん 兵庫県教育功労者表彰、宝塚市市政功労者表彰を受賞 宝塚市大使に
園田学園女子大学名誉教授で、宝塚市の教育委員長などをつとめてきた田辺眞人さんが、2月16日に宝塚市制60周年記念フォーラムで宝塚市市民文化賞を受賞。4月16日には宝塚市の市政功労者表彰を受けた。
また、田辺さんは本年度の兵庫県教育功労者表彰を受け、3月25日に兵庫県公館で表彰式が行われた。兵庫県教育功労者表彰は、「永年にわたりあふれる情熱を持って本県教育の振興に尽くした」方に贈られる。
そして、宝塚市の魅力を国内外に広くPRする宝塚市大使にも任命された田辺さん。大使は以前より美術家の元永定正さん(故人)、中辻悦子さん、元阪神タイガース監督の吉田義男さんなど宝塚にゆかりのある方々が任命を受けていたが、今年市制60周年を迎えて新たに大使を任命。田辺さんのほか、伝統河内音頭継承者・河内家菊水丸さんや、元タカラジェンヌの榛名由梨さんなど新しく6人が任命を受けた。6月10日に市役所の市民ホールで委嘱状交付式が行われ、以前からの大使にも改めて委嘱状と大使の名刺、宝塚の名産品が中川智子市長より手渡された。
田辺さんはあいさつで、宝塚の名前の由来について、「現在の宝塚の東方には古墳があり、そのあたりの物を拾ったら良いことが起きるというので宝の塚から『宝塚』という名前がついた。明治時代に阪鶴鉄道の駅ができた際、その古墳の名前をつけて宝塚駅ができ、ほぼ同時期に温泉も宝塚温泉と名づけられたのです」という興味深い地名の逸話を話した。