2014年
7月号
7月号
Report KOBE 創立100年を迎えた「Kobe Women’s Club」
阪神間に住む外国と日本の女性たちが参加し、交流活動やチャリティを通して友好を深めている神戸ウィメンズクラブ(Kobe Women’s Club)が100周年を迎えた。同会は、阪神間に住む外国人と日本人の婦人たちの交流のために1914年に創立され、第二次大戦中から1952年までは休会していたが、100年間の交流は絶えることなく続いてきた。神戸外国倶楽部で開催された。
現在は、アメリカ、フランス、タイなど75名の会員がおり、日本の伝統芸能を鑑賞したり、寺院や美術館などで日本文化を視察。またバザーを開き、売り上げを親と暮らせない子どもたちの施設や動物を守る団体、女性のための団体などに寄付している。寄付先は、会員たちの話し合いによって毎年別の場所に決められている。
5月27日には活動拠点となっている神戸外国倶楽部で100年祭が開かれ、久元喜三神戸市長やドイツ、フランス、イギリス総領事夫人などもお祝いにかけつけた。左手のピアニスト・智内威雄さんの演奏に聴き入り、最後はサプライズでエルビス・プレスリーのバンドが登場し、全員でダンスをして交流を深めた。