10月号

耳よりKOBE 六甲山にふさわしいカレーとは? 六甲・摩耶活性化プロジェクト
神戸市では、六甲山・摩耶山のさらなる魅力の向上と活性化に向け、「六甲・摩耶活性化プロジェクト」を実施している。神戸の山エリアの魅力を発信することで登山客や観光客を増やすことはもちろん、事業者間のネットワークづくりやビジネスマッチングの創出にも期待が寄せられている。その実現に向けて、様々な立場の人達がテーマに従ってアイディアを出し合うワーキング企画を継続的に実施している。
8月25日、「六甲山と港神戸のカレー物語」をテーマに、第15回目となるワーキング企画が開催された。参加者は大学関係者、大学生、企業関係者、行政関係者など30数名。
まずは、参加者はグループに分かれて、「自分の好きなカレーとその理由・エピソード」について、自己紹介。さらに「どんなカレーが好きか?」「山などアウトドアで食べるカレーはどのようなものが良いですか?」「『六甲山ならでは』のカレーとは、一体どんなカレーでしょうか?」などの問いかけに、グループごとに話し合いながらアイディアをまとめていく。
そして最後に、グループごとに「六甲山にふさわしいカレー」を発表。「レトロニュー」「パワースポット」「もぎたて食材」「山山カレー」「六甲食べつくしカレー」「六甲カレーパイ」などどれもアイディア満載!その中から今回は、「六甲食べつくしカレー」を選んで、Toshy’s Kitchenの奥野俊彦シェフ指導のもと、参加者と実際にカレーをつくることに。22種類のスパイスを調合しながら、見事に「六甲食べつくしカレー」が出来上がった。試食した参加者たちも「これなら売れる!」。本場仕込みのカレーの美味しさに太鼓判を押した。

アイディア満載のカレーを発表する参加者

試作用に22種類のスパイスを用意

グループごとに「六甲山にふさわしいカレー」を発表

奥野シェフ指導のもと、「六甲食べつくしカレー」を試作

「六甲食べつくしカレー」の商品化の可能性について語る盛岡康博さん(六甲産業㈱代表取締役)

各グループのカレーを可愛らしいイラストに

Toshy’s Kitchenの奥野俊彦シェフによるトリッパ(牛の第二胃)をじっくり煮込んだカレーが振舞われた