2012年
1月号
1月号
復興への願いを込めて。大手前から東北へ届け! 阪神・淡路大震災での復興体験をミュージカル化
学校法人大手前学園は、短期大学創立60周年記念事業の一環として、さらに東日本大震災により被災された方々への復興支援への思いを込めて、2012年1月17日(火)に、ミュージカル「あの空をこえて」を上演する。
1995年1月17日、阪神・淡路大震災で大手前大学の本館は倒壊。在学生も2名が犠牲になった。そんな失意の中から立ち上がった学生たちが、熱い思いで「復興祭」を企画し、地域を巻き込んでイベントを開催。絶望的な状況から立ち上がる姿は、大学や地域に大きな勇気や感動を与え、賞賛をあびた。このミュージ カルは、この実話をもとにしたオリジナル作品で、映画「ふたたび swing me again」の監督である塩屋俊さん(大手前大学客員教授)がプロデュース。出演者は大手前大学・短期大学の在学生で、東日本大震災復興支援ミュージカルとして、阪神・淡路大震災から17年目を迎える2012年1月17日に上演される。
「阪神・淡路大震災から立ち上がった先輩たちの姿を伝えていきたいと」と主演を務める野島駿輔さんは抱負を語った。