2016年
5月号
5月号
ぶらり私のKOBE散歩|家族で気軽に六甲山を体いっぱいに感じる!
山端 秀明
<電鉄商事株式会社DTSコミュニケーションズ ゼネラルマネージャー>
神戸は、山と海に挟まれた街。そんなこの街の地形を象徴するかのような須磨の街は、目の前に須磨海岸が広がり、振り向けばそこに須磨アルプスが広がる。六甲全山縦走路のスタートエリアであり、本格的なトレッキングやトレイルランニングをされる方には、初級コースや簡単なトレーニングコースとして知られている。
本格的な登山ではなく、この“お散歩感覚”で六甲山を体いっぱいに感じられることが、私には重要。神戸に住む多くのハイカーにとって、家族やカップルで気軽に行けるハイキングコースで、途中、高倉山の「おらが茶屋」からの360度パノラマで一望する神戸の街は、観光ガイドやパンフレットには載っていない、違った美しい姿を見せてくれます。また、切り立った岩場の「馬の背」を通過するときに心地よい緊張感が走るものの、多くの人が本格的なトレッキングアイテムを身にまとうのではなく、普段着の動きやすいウエアとスニーカーで楽しまれている。
プチアドベンチャー気分を、神戸の街中から少しだけはずれた場所で体感できるのが、須磨アルプスの最大の魅力です。
山端 秀明(やまばた ひであき)
神戸生まれ神戸育ち。民間企業や自治体など、多くのWEBサイトのデザインや構築を担当する。最近では神戸の食を海外に展開する「FIND KOBE」のプロモーション映像制作を手掛け、神戸市内の現役の女子高生を起用し、多くの注目を集めている