2015年
10月号
10月号
バイパス「有馬住吉線」9月18日に開通!
有馬温泉は歴史が古いがゆえに、これまで通行道が狭いという悩みを抱えてきた。とくに、店舗が集中するメインストリートである「有馬本温泉金の湯」前は、大部分は幅員が3~4mと狭隘であるため、渋滞を引き起こしてきた。両側通行ということもあり、通行客にとっても落ち着いてショッピングを楽しめないという声も多かった。
そんな悩みを解消するために、9月18日、「有馬本温泉金の湯」前の道路を経由せずに通行が可能なバイパス「有馬住吉線」が開通した。このネーミングは、昔から魚問屋が有馬温泉の宿に魚を卸す際に、六甲山を越え、住吉を経由して魚を運んだ「魚屋道(ととやみち)」のルートに重なることに由来する。
全長140メートルと決して長い距離ではないが、この開通により通行人と自動車による渋滞が緩和され、観光客にとっても街歩きを楽しみやすくなると期待されている。