5月号
その迫力に感動必至!西日本で唯一、シャチのパフォーマンスを楽しめる水族館 神戸須磨 シーワールド
海の王者シャチによる想像を超える「水しぶき」
2023年5月末日に惜しまれながら閉園した“スマスイ”こと「神戸市立須磨海浜水族園」の跡地に開業する「神戸須磨シーワールド」。延べ床面積が約2万3千㎡と須磨海浜水族園の約1.5倍広くなり、同水族園が力を入れていた学びの部分もしっかり継承。「つながる」エデュテインメント水族館として、学び(エデュケーション)と遊び(エンターテインメント)を融合、大人も子供も楽しみながら学べる水族館をめざす。
館内は「オルカスタディアム」「ドルフィンスタディアム」「アクアライブ」で構成。最大の注目ポイントは、西日本で唯一、シャチ(オルカ)の展示を行い、「オルカスタディアム」で大迫力のパフォーマンスを楽しめること。シャチが巨大な尾びれを上下させ、想像を超える「水しぶき」をあげるのも楽しみ。夏はパワーアップして、客席に向けて豪快に水しぶきをあげることも期待される。トレーナーとの息のあった動きにも感動必至!
シャチについて勉強!生態を知ると親近感もUP
世界初のシャチの教育ゾーン「オルカラボ」では、骨格標本や生態研究成果など、デジタルツールを活用して、シャチの紹介を行なう。また教育プログラムなどのイベントも実施できるスペース「オルカホール」も完備。
シャチを通じて生命の大切さ、持続可能な海への環境について学ぶことができる機会提供にも力を入れる。
海底レストランのよう?シャチを眺めながら食事
シャチのパフォーマンスと人気を二分しそうなのがレストラン「ブルーオーシャン オルカスタディアム」。スタディアムの真下にあるレストランで、横幅21m×高さ2.7mのガラス窓越しにシャチを眺めながら食事ができる。地元食材を使用したメニューをブッフェスタイルで提供。シャチは窓際を泳ぐことも多く、美しい体の模様までしっかり堪能できるそう。悠々と泳ぐシャチの様子に見とれて食事の手が止まってしまわないよう、ご注意を。
ますます親しまれる、もっと愛される水族館へ
もう一つの目玉は「ドルフィンスタディアム」。イルカのパフォーマンスを楽しめる「ドルフィンスタディアム」をはじめ、横幅12m×高さ2.7mというワイドなアクリルガラス越しに、ゆったりとイルカを観察できる「ドルフィンホール」、さらにイルカとふれあえる体験プログラムを提供する「ドルフィンビーチ」を設けるなど、イルカの生態を間近で学べるようになっている。
「ドルフィンスタディアム」の西隣の「アクアライブ」では、六甲水系・瀬戸内海の原風景を巨大なアマモ場の展示などで再現する「ローカルライフ」、太平洋・サンゴ礁を旅する「トロピカルライフ」の魚類展示エリアに加え、ペンギン、ウミガメといった生きものの行動を観ることができるゾーンも。須磨海浜水族園で飼育されていた淡水魚の一部を公園利用者に向けて無料開放する「スマコレクション」もスタンバイ。
料金は混雑に配慮し、時期に応じた4段階の変動制。通常期間は大人(高校生以上)が3100円。
オルカスタディアム
ドルフィンスタディアム
アクアライブ
神戸市須磨区若宮町1-3-5
078-731-7301
営業時間/平日10:00~18:00、土日祝~20:00
料金は変動制で、大人(高校生以上)、小人(小学生・中学生)、幼児(4歳~6歳)、シニア(65歳以上)に分かれる。
大人は2,900円~3,700円。
12月~3月(冬休み・春休み期間を除く)が最も安い2,900円、お盆期間は最も高い3,700円。
通常期間は3,100円、夏休み期間は3,300円
https://www.kobesuma-seaworld.jp/