1月号
「とらふぐと水仙は“淡路の冬”を代表する魅力」
淡路島3年とらふぐと水仙まつりキャンペーン
淡路島南部の福良湾で3年かけて養殖される「淡路島3年とらふぐ」と、日本有数の水仙の名所として知られる2つの水仙郷をPRする、『淡路島3年とらふぐと水仙まつりキャンペーン』が、12月8日神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズで開催された。
まず、主催者である一般社団法人淡路島観光協会樫本文昭会長があいさつ。続いて、来賓の兵庫県淡路県民局の尾原勉会長は、「淡路島3年とらふぐと水仙は、淡路の冬を代表する魅力」と話した。乾杯の音頭はNHK神戸放送局の長谷川裕康局長。会場では、淡路島3年とらふぐの料理や、淡路の日本酒がふるまわれた。また宴席には、伝統芸能・淡路人形浄瑠璃のおめでたいえびす様が巡った。
淡路島3年とらふぐを育てている福良漁業組合の前田若男組合長は「淡路産の3年とらふぐを初めてPRさせていただいたのは10年前。やっと浸透してきたと感じます。3年かけて育てられるとらふぐは、高タンパク、低カロリー、コラーゲンもたっぷり。私のようなイケメンが育てる、食べるとイケメンになれるとらふぐです」と会場を沸かせた。
島に2つある水仙郷(灘黒岩水仙郷、立川水仙郷)についてはクイーン淡路のお2人が紹介。もともと淡路に自生していた水仙を、地元の皆さんが手を入れより美しい水仙郷になっている。海風に吹かれ、漂う水仙の香りは、淡路島ならではの水仙郷の風景なのだという。続いて、昨年公開された、淡路島を舞台にした映画『種まく旅人』の主題歌を歌った神戸出身のデュオ「にこいち」が登場。主題歌「今日も風が吹く」や淡路の名産・玉ねぎをモチーフにした「たまねぎ日和」などオリジナルソングを披露し会場の盛り上がりは最高潮に。
冬の魅力・ふぐと水仙を楽しみに、ぜひ淡路島を訪れてほしい。
「食と花の島・淡路島の冬にどうぞお越しください」
一般社団法人淡路島観光協会 樫本 文昭 会長
昭和60年に鳴門大橋が、平成10年に明石海峡大橋が開通しました。当時、淡路島は四国への通過点になってしまうのではないかと危惧されましたが、さまざまなPRの結果、昨年淡路島を訪れた観光客は1300万人となり、今や関西近郊の観光地として定着してきました。また平成27年には明石海峡大橋の通行料が値下げ、昨年は日本遺産の認定を受けることができました。淡路島は古来より食材が豊富で、「御食国(みけつくに)」といわれ宮中に山海の幸を献上してきましたので、食のブランドが数多くあります。例えば玉ねぎ、沼島のハモ、由良の赤ウニなど多数ありますが、ここ数年、淡路島3年とらふぐを売り出しております。淡路島3年とらふぐは、南淡路・福良湾で養殖されており、鳴門海峡の激流にもまれ、ミネラルを多く含んだ海水の中で、3年間かけてじっくり育てられています。コラーゲンがたっぷりで、召し上がっていただくと翌日にはお肌もすべすべになると思います。ふぐ、そして水仙、温泉と、淡路島の冬の魅力を、今後ともPRしていきたいと考えております。