2012年
9月号
9月号
貞松・浜田バレエ団、文化庁芸術祭大賞受賞 貞松融さん、文化庁長官表彰 Wの受賞を祝う祝賀会が開催
貞松・浜田バレエ団が平成23年度(第66回)文化庁芸術祭大賞を受賞。また団長・貞松融さんが「永年にわたりバレエ団を率いて優秀な人材を輩出するなど芸術文化の発展に多大な貢献をしている」功績が評価され、平成23年度文化庁長官表彰を受けた。
この輝かしいダブルの受賞を祝う会が、7月1日ラッセホールで開催。井戸敏三兵庫県知事、貝原俊民前知事、矢田立郎神戸市長、石井亮一さんらが呼びかけ人となった。祝辞を述べた日本バレエ協会会長の薄井憲二さんは「日本に多数あるバレエ団の中で、貞松さんのように団員たちに積極的に創作活動をさせている団体は少ない」と話した。今回の文化庁芸術祭大賞は、同バレエ団の公演「創作リサイタル」の中の作品『冬の旅』が評価されたもので、この作品は同バレエ団出身の森優貴さんの創作バレエ。団員の創作力と、レベルの高い舞踊が高く評価され、今回の受賞に至った。
貞松融さんは「芸術はすべてシューベルトの未完成協奏曲。これからも初心を忘れず進みたい」と話した。祝賀会のラストには浜田蓉子さん、貞松正一郎さんとともに同バレエ団員全員がステージに登壇し、約150名の参加者にお礼のあいさつをした。
貞松・浜田バレエ団 公演予定
■創作リサイタル24
10/8(月祝)神戸文化ホール
■くるみ割り人形(全幕)
9/22(土祝)あましんアルカイックホール
11/3(土祝)加古川市民会館
12/22(土)・23(日祝)
神戸文化ホール(大ホール)