2019年
4月号
4月号
神戸東ロータリークラブ 創立65周年記念
車いすテニスを 盛り上げよう!
今年、創立65周年を迎える神戸東ロータリークラブ。その記念事業として、「上地結衣さんと楽しもう!車いすテニス体験」が去る2月19日にワールド記念ホールで開催された。
「車いすテニス競技を通して障がい者と健常者との交流、さらに青少年の健全な育成につながれば」と、澤田正樹会長。
上地さんは兵庫県出身で、2014年に女子車いすテニスダブルスで史上3組目となる年間グランドスラムを達成。21歳135日での達成は、「女子車いすテニスにおける最年少での年間グランドスラム」という記録を樹立した。
まずは、車いすテニスのエキシビションマッチとして、神戸松蔭女子学院大学テニス部の生徒とダブルスで対戦。想像以上のスピードとパワーで健常者を圧倒する場面も。世界一の実力を見せつけた。
その後は、障がいのある生徒たちに元気を与えようと、友生支援学校の生徒30名が招かれ、車いすテニスを体験。ラケットの使い方、ボールを打ち返すなどの基本動作を上地さんが丁寧に指導した。なお、今回使用された車いすとラケットなど用具は、神戸東ロータリークラブにより寄付された。
来年はいよいよ東京20
20パラリンピックが開催される。「今日は子供たちから元気をもらった。来年の東京パラリンピックでは金メダルを獲りたい」と上地さんも健闘を誓った。