9月号
甲南ファミリージャズの夕べ in ラヴィマーナ神戸
甲南学園100周年を前に大学同窓生の絆深める
日本各地で記録的な猛暑が続く8月4日、甲南大学の卒業生とその家族約400人が集う「甲南ファミリージャズの夕べ」が、ラヴィマーナ神戸で開催された。会場となったラヴィマーナ神戸は、神戸空港島にあり、南国のリゾート地を思わせる神戸屈指のロケーションを誇る。美しい砂浜の景色、心地よい海風が、この日の暑さを幾分和らげてくれた感がある。
今回のイベントは、2017年に設立60周年を迎えた大学同窓会が、盛り上がりを来年の甲南学園創立100周年へつなごうと開催。甲南出身のプロ奏者が多いことから、「ジャズ」をテーマに企画された。
立野純三・甲南大学同窓会会長は、「本日お集まりいただいた同窓生のお子さん、お孫さんにも、ぜひ甲南大学をめざしていただき、甲南の輪をさらに広げていきたい」と乾杯のあいさつ。同窓生たちは、青春時代の懐かしい思い出話に花を咲かせながら、美味しい料理とお酒を楽しんだ。
沈みゆく夕日を眺めながら、ジャズ演奏がスタート。ジャズピアニスト・李祥太さん(平成19年卒)率いる「SHOTA LEE BIG BAND」が息の合った演奏で、会場を大いに盛り上げた。今回は嬉しいサプライズも。何と世界的なジャズトランペット奏者の黒田卓也さん(平成14年卒)が加わり、本場ニューヨーク仕込みの変幻自在の演奏で聴衆を唸らせた。
さらに、この日は「みなとこうべ海上花火大会」の開催日。ジャズ演奏の興奮さめやらぬまま、夜空を彩る大輪の花火を楽しんだ。この日の暑さを忘れさせてくれるほど、見所が尽きない一日となった。
2019年4月21日に創立100周年を迎える甲南学園。この日、同窓生の絆はさらに深まり、100周年記念事業の成功を誓い合った。
お知らせ
10月21日(日)には、卒業生と現役学生の祭典「オール甲南の集い」を企画。いずれも甲南出身の能楽小鼓方大倉流十六世宗家で「人間国宝」の大倉源次郎氏や、サントリーホールディングス(株)代表取締役副会長の鳥井信吾氏らをゲストに開かれる。