2012年
11月号
11月号
KOBEアスリートドリーム! 子どもたちの未来へのメッセージ32
「ケアを怠らないこと!」
李 潤煥さん 整形外科医
子どものスポーツ人口が増えていますが、怪我も昔に比べると多くなっています。一日三度の偏りがない食生活と良い指導者、そしてオーバートレーニングにならないようにしなければいけません。子どものスポーツ障害は、どうしても高いレベルでやろうとするので、痛みが出たり成長するところに問題が起きたりします。
個々の体格とか成長する度合いが違いますから、たとえばシューズのインソールであったり、サポーターであったり予防的にできる処置は取った方がいいです。あとパッとやってパッと終わるのではなく、ストレッチなどのケアを怠らないことが大切ですね。
李 潤煥(り・じゅんかん)
り整形外科クリニック医院長
1967年生 東海大学医学部卒業 プロサッカーチーム・湘南(平塚)ベルマーレのチームドクターなどを経験し、現在は女子サッカーのINAC神戸レオネッサや、フットサルチームのデウソン神戸のチームドクターである。
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