2021年
6月号
6月号
神戸市立灘さくら支援学校・神戸市立灘の浜小学校が開校 神戸東ロータリークラブが、オオシマザクラを寄贈
昭和29年(1954)の設立以来、神戸の東エリアを中心に様々な社会奉仕活動を続ける神戸東ロータリークラブ。中でも、神戸市立青陽東養護学校は同クラブが40年にわたり支援活動を続けており、これまでに招待ボウリング大会や、洋菓子の製造・販売の職業訓練を行ってきた。
2021年4月には、青陽東養護学校の生徒数の増加に伴い、新たに神戸市立灘さくら支援学校が開校することになった。また、同じ敷地内に神戸市立灘の浜小学校も併設され、特別支援学校と小学校が一体的に整備され、全国的にも珍しい事例として注目を浴びている。新たに開校した灘さくら支援学校には、青陽東養護学校小学部と中学部、さらに友生支援学校本校の一部と分校の生徒たちが転入して新たな学校生活を送る。
4月23日、神戸東ロータリークラブでは、両校の開校を記念してオオシマザクラ3本を寄贈した。式典には国際ロータリー第2680地区高瀬英夫ガバナーも駆けつけ、「特別支援学校と小学校の合築は全国でも珍しい。この素晴らしい環境を全国に発信してほしい」。神戸東ロータリークラブの鮑悦初会長は、「このオオシマザクラが生徒たちの健やかな成長を見守り、また父兄の皆さんをはじめ地域住民の方々にも親しんでもらえれば」と話した。