2020年
7月号
7月号
神戸のカクシボタン 第七十九回 ルパン三世の聖地 神戸を愛する歌手・チャーリー・コーセイさん
写真/文 岡 力
ルパン三世の聖地
神戸を愛する歌手・チャーリー・コーセイさん
「月刊神戸っ子を知っているかって?誰に言うてんねん!!」カウンター越しで関西弁がこだまする。中山手通でBAR「アンクルチャーリー」を営むチャーリー・コーセイさん(70)は神戸生まれ神戸育ち。1968年に「ザ・ヘルプフル・ソウル」のボーカリストとしてデビュー。その後、ソロで「ルパン三世」主題歌を唄い脚光を浴びる。音楽活動の傍ら1981年には地元で店舗を開業。現在の場所になって今年で7年目を迎える。ルパンに関する様々なお宝が展示されている店内。嬉しい事に一角のスペースでは生唄が聴けるとあって日本全国からファンが集う。「実は24歳の時、2年ほど東京に住んでいた。お金を稼ごうと思ったら東京で間違いない。だだ…それだけではないものが神戸にはあるねん。またゆっくり話すわ」と笑う。
現在も神戸市内を中心にライブ活動を実施。今後は、アニメ・特撮に特化した企画も検討している。「東京アニメアワードフェスティバルへ出演した時にパワーの凄さを実感した…あの感動を関西の人達にも伝えたい」と抱負を語る。今宵もウィスキーのグラスを傾け最高のBGMを聴きながら男のロマンに酔いしれる。
■アンクルチャーリー
神戸市中央区中山手通2-11-1 NIIビル6階
【電】078-272-1720