2016年
5月号
5月号
The Rotary Club of Kobe West 国際ロータリー第2680地区 神戸西ロータリークラブ
心の「四季節」便り
一九二〇(大正九)年十月二〇日、日本におけるロータリー運動が始まり、米山梅吉の大きな助力によって東京R・Cが誕生しました。四十六歳のときに「新隠居論」を発表されて数多くの奉仕活動を行い、昭和二十一年四月二十八日に逝去されて、今年四月二十八日が米山梅吉没後七〇年となります。
さて、今月の男の美学(品格)は?
物質には基本的に三つのタイプがあります。可燃性。不燃性。そして自燃性。同じ分類が人間にもあてはまります。何か価値のあることをやり遂げる為には、自燃性の自分から進んで事を成す人間でなければなりません。なぜなら熱意と情熱こそが物事を成就させるには無くてはならない基本的要因だから・・・自らのエネルギーで燃え上がることの出来る人。そのような人は回りの人達にも自分のエネルギーを与えることが出来るのです。自らの情熱の炎で他の人達を包み込まなければなりません。事業を行う上で本当に必要な人は、自燃性の人。
五月(皐月)は端午の節句。時代をさか登ると奈良時代や平安時代に青々とした新緑の候に薬を取りに野へ出かけ、その薬効で邪気を祓う節目の日だったそうで、菖蒲と尚武の語呂合わせなどから五月初めの午の日に行われ、武家が重んじる行事になり、柏餅や粽を頂き菖蒲湯につかります。ちなみに菖蒲という植物は、根を爪で掻いてみると素晴らしい香りがします。この香りで邪気を祓うとされています。五月五日男の子の成長を願う日。