2022年
1月号
1月号
コロナ禍で苦しむ卒業生に思い出づくりを 流通科学大学の学生が「恋人の聖地でのプロポーズ」をプロデュース
ブライダルデザイナー・桂由美さんが会長を務める全日本ブライダル協会ではジューンブライドにちなみ、6月の第一日曜日をプロポーズの日に定めている。さらにプロポーズにふさわしいスポット200ヵ所を選定し、「恋人の聖地」と選定しているが、明石海峡大橋を望む淡路サービスエリア内にもその一つが設けられている。
流通科学大学では、地域と学校が連携してその地域の活性化を図る「域学連携」にとりくんでいる。人間社会学部石橋仁美ゼミでは、実学から学生たちのスキルアップを目指しているが、今回、淡路サービスエリア内の「恋人の聖地」のPRを兼ねた「恋人の聖地でのプロポーズ」をプロデュース。12月5日、学生たちの手により動画撮影が開催された。色鮮やかにライトアップされる明石海峡大橋を背景に、愛を誓い合う二人!と思えば、新郎新婦も学生!!桂由美さんからビデオメッセージも届き、学生たちの思いが詰まったプロポーズに華をそえた。当日の様子は動画に収められ、今後、「恋人の聖地」のPRと共に淡路サービスエリアの利用者の促進にも一役買うと期待される。「今回参加したのは12名の4年生。コロナ禍で多くの学生が不自由な中での就職活動を強いられています。今回の活動が、社会人になっても役立てば」と石橋さん。