8月号
Rhyme of LIFE Spice of SPACE|平尾工務店|chapter 2 書斎
生活に一層の優雅さを添えるパターンとなる家
すなわち、我々が今日暮らしているこの国にふさわしい家
我々の生活の事情に叶った家
近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトが追い求めた
理想と理念を受け継ぎつつ
生活にリズムを与えるこだわりの空間を
エスプリとクラフトマンシップを込めて…
リモートワークに適した空間
近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトは、住む人が気付かないような心理的影響まで視野に入れ、どこで誰がどのように過ごすのかという点まで考え抜いた。ゆえに、過ごし方が変われば空間のあり方も変化して然るべきというのがライト的発想といえるだろう。
書斎はかつて、一家の主が書物を紐解き万年筆を滑らせるための重厚な空間だった。しかし、昨今は働き方改革やコロナ禍の影響もあり、効率的なリモートワークが可能なオフィス機能が求められている。
平尾工務店の東灘モデルハウスの書斎は、まさに理想のホームオフィス。玄関ホールを挟んで生活空間と切り離し独立性が高い。天井は敢えて低くして心の落ち着きを。しかし、前面に大きめの窓があるから圧迫感も狭さも感じない。北面の窓ゆえ光はおだやか、時折手を休めて外を眺めると心と眼にやさしい。左右の洒脱なステンドグラスも心和ませる。エントランスの脇なので来訪者の様子もうかがえ、セキュリティ面でも安心だ。
アール状のカウンター机は、身体の向きを少し変えるだけで手が届くサイズ感で機能的。複数の端末の操作や、プリンタなどの周辺機器のセットにも好適だ。壁や天井は調湿機能のある漆喰。調湿機能に優れ健康的なだけでなく、匠による美しい仕上がりはリモート会議の背景でも良い感じに映るだろう。
流行には左右されずとも、変化には柔軟に。平尾工務店はライトの思想を時代のニーズにフィットさせ、住まいに新たな価値を生み出している。
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