11月号
旧居留地を舞台に、感性が繚乱 Autumn Festival in KOBE
神戸開港以来、人・モノ・文化、そして感性が刺激し合うことで生まれた神戸のハイカラ文化。現在、都心やウォータフロントで三宮再開発が進むが、神戸発展の原点ともいうべき、旧居留地のメインストリート・京町筋を舞台に、新たなムーブメントを巻き起こし、新たな神戸の価値を創出しようと、神戸青年会議所の呼びかけで「Autumn Festival in KOBE」が開催された。
開催当日9月23日は朝からどしゃ降りの雨。正午、成功祈願の神事が執り行われ、続いて生田雅楽会の演奏に合わせて、小松美羽さんがダイナミックなライブペイントを披露。神戸コレクションスペシャルステージが開催される頃には不思議と雨もすっかりあがり、人出も徐々に増えだした。
ランウェイでは、地元出身の貴島明日香さんや朝比奈彩さんも登場し、華麗な姿で観衆を魅了。その後もステージでは西宮ストークスが2024年に完成する神戸アリーナを本拠地とすることを正式に発表。夕暮れ時には、ゲストトークに宝塚市出身の相武紗季さんが登壇し、神戸の思い出を感慨深げに語った。
さらに佐渡裕さんとスーパーキッズ・オーケストラの演奏へ。映画ニュー・シネマ・パラダイス「愛のテーマ」などを演奏し、美しい音色が会場全体を包み込んだ。フィナーレでは、旧居留地に拠点を構える神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校の学生たちが、ブロードウェイを舞台にした光のステージで躍動。会場のボルテージも最高潮に。
ステージイベント以外でも地元の飲食店や食品メーカーによるキッチンカー、神戸ビーフの皮革を使用した神戸レザーのPRブース、BMW・マセラティ、レンジローバーなどのラグジュアリカーの展示、水戸岡鋭治さんデザインの神姫バス「YUI PRIMA」の試乗など非日常の世界を演出。
今回のテーマ“感性の繚乱”にふさわしく、息もつかせないサプライズの連続で・・・。「神戸にこんなお洒落で感度の高いイベントがほしかった」そんな期待に応えるかのようなイベントとなった。秋の神戸の一大イベントとして来年以降も期待が高まる。
神戸青年会議所の活動をご覧いただけます
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