11月号
Produced by HAYAKOMA since 1885 Vol.1|スーパーストリングスコーベ
スーパーストリングスコーベ 2021年12月27日(月)第4回定期公演 ―明日への糧に 音楽の力―
あのスーパーキッズ・オーケストラが 大人になって帰ってきた!
早駒運輸株式会社
代表取締役社長 渡辺 真二
弊社は明治18年に創業し135年にわたり神戸港を中心に事業を展開して参りました。2010年からは新たな挑戦と位置づけ、神戸ウォーターフロントエリアのさらなる活性化に力を入れ、自社ブランド「boh boh」をプロデュースし、2020年にはboh boh KOBE号が就航しました。その他にもメリケンパークの指定管理業務、スーパーストリングスコーベ(SSK)のプロデュース、神戸女子ラグビークラブチーム「神戸ファストジャイロ」の支援など多岐にわたる事業を展開しております。弊社の取り組みを通してこれからも神戸の元気を届けていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
スーパーストリングスコーベは世界的指揮者の佐渡裕氏が最も愛情を注いでいる、スーパー・キッズオーケストラ(SKO)の卒業生で構成されています。
SKOは、2003年、弦楽器で高い演奏技術をもつ小学生〜高校生の中から選ばれ、結成されました。彼らは、佐渡さんのもとで指揮・指導を受け、卒業生たちは世界中で活躍しています。その卒業生たちで2016年に結成されたのが、SSKです。神戸シーバス・ファンタジー号で開催された神戸開港150年カウントダウンクルーズでの演奏から本格的な活動をスタートさせ、神戸各所で演奏を行ってきました。
2017年12月には、第1回定期公演を神戸新聞松方ホールで開催し、大盛況をおさめることができました。その後も年2回、夏にはサマーコンサート、冬には定期公演を開催してきましたが、残念ながら2020年はコロナ禍により中止に。しかし、今年8月には1年半ぶりにサマーコンサートを開催、コロナ禍の閉塞感を音楽の力で打ち払うかのような演奏に、多くの方々に「感動した」「勇気をもらった」という嬉しいお言葉をいただきました。
そして、12月27日に待望の第4回定期公演を実施することになりました。今回の見所は、ボッテジーニ作曲「ヴァイオリンとコントラバスのための協奏的大二重奏曲」でコントラバス奏者・井垣旺士と、楽団コンサートミストレスとしてのキャリアを重ねるヴァイオリン奏者の立上舞がソロを務めます。そして、武満徹さんの「弦楽のためのレクイエム」にも挑戦します。とても難解な曲目ですが、SSKがどのように演奏し切るか是非ともご覧いただきたいと思います。
佐渡さんにとっての「音楽活動における子供達」であるSSKのメンバーにメッセージを頂いております。彼らが経験した大きな喜び、仲間たちと作り上げた素晴らしい音の記憶は、一生の宝物として残っていくはずです。そしてこの宝物は決して飾っておくためのものではないのです。このコンサートでは宝物を持つ者同士が力を合わせることで、お互いを照らしながら、さらに光輝くことでしょう。
このメッセージのように、彼らの演奏が皆様の明日を照らす光となれば、これ以上の喜びはございません。
【関係Webサイトはこちら】
■神戸シーバス
http://www.kobe-seabus.com/
■スーパーストリングスコーベ第4回定期公演
http://www.hkme.jp/