8月号
集え! 神戸っ子!タグラグビーfunfan大会
元日本代表キャプテン・廣瀬俊朗さんから子供たちへのメッセージ
いよいよ9月20日の開幕を迎えるラグビーワールドカップ日本大会。神戸市内各地で盛り上がりを見せているが、6月29日には、一般社団法人神戸青年会議所が主催となり、「集え!神戸っ子!タグラグビー fun fan大会」が開催された。会場となった神戸学院大学ポートアイランドキャンパスには、約400名もの子供たちと父兄が集まった。
第一部では、2015年ワールドカップで日本代表の躍進に大きく貢献した廣瀬俊朗さんが講演を行った。廣瀬さん自身、代表チームでは出場機会が減る中でも献身的に日本代表が勝利のために何をすべきかを考え、「スポーツ史上最大の番狂わせ」といわれた南アフリカ戦を勝利に導いた。そんな廣瀬さんが子供たちを前に「夢」について講演を行った。「優勝候補でもあった南アフリカに勝利して、皆の憧れの存在になることを日本代表メンバーが思い描き、そのために努力を惜しまなかった」と語った。
第二部では、小学生を対象にタグラグビー大会が開催され、6つのコートに分かれて熱戦を繰り広げた。廣瀬さんも各コートを回り、子供たちに温かい声援を送った。優勝チームには、廣瀬さんのサイン入りラグビーボールがプレゼントされた。
今回のイベントは当初、小学生とその父兄あわせて80名の募集に対して小学生だけで240名もの申し込みがあった。主催した一般社団法人神戸青年会議所でもせっかく神戸でワールドカップが開催されることもあり、多くの子供たちに参加してもらえるよう試合形式に変更し、参加者を受け入れた。
一般社団法人神戸青年会議所・野々村充教副理事長は、「神戸でワールドカップが開催される記念すべき年に、廣瀬さんをお招きすることができ、子供たちにとっても貴重な体験になったのでは」と語った。
一般社団法人神戸青年会議所・野々村副理事長