2019年
3月号
3月号
文字に生命感が満ちあふれた「創の書」の世界 第12回 「高砂流 創の書 会員展~大人も子どもも書き初め大会~」
書家・高砂京子さんが主宰を務める高砂会。「書く」ことの楽しさや、そこから広がる可能性をより多くの方に知ってほしいと活動をつづけ、今年設立19年目を迎えた。既成概念にとらわれない自由な発想から生まれる高砂さんの書は、創造性にとみ、文字に生命感が満ちあふれている。現在、高砂会では幅広い年齢層と職種の人々が研鑽を積んでいる。
1月22日~26日まで、第12回 「高砂流 創の書 会員展~大人も子どもも書き初め大会~」が、兵庫県立美術館ギャラリー棟3Fギャラリーで開催された。会場には、高砂さんの作品をはじめ、創造力と個性にあふれた生徒たちの作品が並んだ。「生徒さんの作品は、どれも自由で創造力豊かです。それぞれの作品に合わせてお軸も特別に設えており、作品との一体感も楽しんでもらえれば」と高砂さん。観る者を「創の書」の世界へと誘った。