2018年
12月号
12月号
神戸のお嬢さん Again 松廼家 女将 鵜殿 麻里絵さん
何もわからずに女将業を始めた頃です。たくさんの方々に助けていただきました。現在は4児の母となりましたが、仕事も全力で趣味も持ち、楽しむ時間を作っているところは当時と変わらないかな。私で4代目となる家業を大切にし、次につなげていきたいと思っています。
松廼家 女将
鵜殿 麻里絵さん
将来の女将として学業と両立しながら修業
推薦者 大石 邦夫さん 〈㈱ホテルオークラ神戸 取締役社長〉
神戸の老舗料亭「松迺家」が花隈にあったときからのお付き合いです。現在、震災で神戸交通センタービルに移転し、新しい松迺家が誕生しました。そこで麻里絵さんは学生ながら次の女将となるため修業を始め、毎日忙しく活動していらっしゃいます。
小学校の頃から茶道、華道をたしなみ、最近はマリンジェットや乗馬にも凝っているという多趣味ぶり。しとやかな中にも活発さをお持ちです。最近は店の宣伝のため看板娘としてテレビにも多々出演中。夢は「松迺家という名前を全国に広めたい」としっかり女将の自覚も出てこられた様子。将来が楽しみです。
〈1998年2月号掲載。推薦者の肩書きは当時のもの〉