2月号

KOBECCO お店訪問|御料理うみ
大人のバレンタインデートに
「ライク・ア・ヴァージン」な味わいを
モノが溢れる今の時代、「初めての味」と出会うのは至難の業…。そんな思い込みを軽々と超え、未知の海域へと誘ってくれる。店主の白石凉海氏はイタリアのミシュラン店で研鑽を積んだ俊傑。その体験をもとにしたイノベーティブなコース料理で、ゲストを非日常の世界へと誘い込む。
料理に既視感はある。が、視覚と味覚が錯覚を起こし、想像した味は別物へ昇華。イタリアンに和、洋、中を組み合わせ、これまで味わったことがないと感じさせるクリエーションを表現する。例えば、前菜の黒豆のエスプレッソ煮。見た目は完全におせちの黒豆、しかし口に含むと珈琲の香りが広がり、甘くほろ苦い余韻がなんとも妖艶。赤ワインとアンチョビやガーリック、オリーブで煮込んだ蛸の柔らか煮、シチリアの名産ピスタチオをソースに用いて芳醇な香ばしさを出した魚介の焼物、さらに箸休めで登場するスペシャリテのどら焼きも驚くばかり。自家製の甘い皮にカリッとキャラメリゼしたフォアグラをはさんで塩と自家製ジャムと共に食すなど、和と洋、異なる食材を融合させる手腕が見事。どれも長年培った確かな技術から生まれる唯一無二の味わいとなっている。肉料理に、レモン香る土鍋ご飯、〆めの抹茶チョコテリーヌまで、感動が途切れることはない。
とかく「初めて」は胸が高まるもの。マンネリデートに食傷気味のカップルはぜひバレンタインにご予約を。マドンナのヒット曲「ライク・ア・ヴァージン」ではないが、未知の美味しさに心ときめく夜になること請け合い。しかも翌朝も一緒に…というお誘いもできるのだから!

割烹の八寸のような趣だが、黒豆のエスプレッソ煮、バルサミコ酢で〆め、皮をパリッと炙り脂の旨味を際立たせた鯖寿司など、「和」ではない味わいが抜群のインパクト

スペシャリテのフォアグラのどらやき

レモンが爽やかな桜海老の土鍋ご飯。2月はブリとイクラなど、旬の素材を使用したものに
※メニューは13,200円、17,600円、22,000円のおまかせコース3種のみ(サービス料8%別)。写真は全て17,600円のコースから。全10~12品、内容は季節で変動

パルマ・シチリアのミシュラン店で腕を磨いた店主の白石凉海氏。シチリアで働いていた時、タコやカラスミ、シラスなど、日本&イタリアの味わいの共通性を体感。自らの店でその融合料理を提供しようと決意したそう
“呑める”朝ごはんが新登場!

「御料理うみの朝ごはん皿鉢料理仕立て〜酒を呑むなら朝に呑め〜4,500円(税サ込)」を1月から日曜限定(前日までの予約制)で開始。お酒を誘う皿鉢料理の前菜に、ラーメンみたいな素麺、小さな肉料理、レモン香る土鍋ご飯付き。朝は6,600円~と手頃なボトルワインも用意(夜は9,900円~)。+500円で抹茶チョコテリーヌ、コーヒーorエスプレッソを追加できる

エスプレッソ風味の黒豆餡がアクセントの抹茶チョコテリーヌ

季節の移ろいを映す暖簾など、店の雰囲気は完全に和だが…
御料理うみ
【住】神戸市中央区中山手通3-2-1 トア山手ザ・神戸タワー111
【電】078-600-9168
【営】前日までの完全予約制。
日曜朝ごはん10:00~、平日18:00~22:00
※昼は応相談
【席】カウンター席のみ7席
【休】月曜定休、不定休
https://www.instagram.com/umi7.japan/












