2月号
有馬スイート Suite −御幸荘花結び−
花が幸せ結ぶ宿。
特別なお部屋で、思い出に残る珠玉の時間を
かつて湯治客たちが有馬の湯で健康を取り戻し杖を投げ捨てたという杖捨橋のたもと、野鳥囀る六甲の森にほど近い高燥なロケーションにある御幸荘花結び。四季折々の旅情を大切にするこの宿では露天風呂付き客室が評判だが、それまでの5室に加え和洋室セミスイートタイプの芍薬の間、雛罌粟の間の2室が新たにお目見えし、計7室のラインナップとなった。
芍薬の間、雛罌粟の間とも95㎡とゆとりの広さ。露天風呂には金泉が注ぎ、24時間いつでも入浴できるのが嬉しい。天下の名湯は湯触りが良く、テレビも備えているので、長湯にならぬようご注意あれ。バスルームには微細なバブルで洗浄力と心地よさを高めたミラブルシャワーも装備している。
リビングダイニングスペースは開放的。座り心地の良いソファに身を沈めるもよし、マッサージチェアで湯上がりの体をほぐすもよし。芍薬の間には広縁風の廊下があり、陽だまりのようで心地良い。
ダイニングテーブルでのお食事は、笠岡料理長が織りなす美味の世界が。ひょうご五国の幸を厳選。盛り付けも味も洗練された旬の懐石料理をご堪能あれ。
和室は折り目正しい数寄屋の風情でありながらどこか明るく軽快な印象で、心静かに過ごすには申し分ない静穏さ。芍薬の間では障子を開けると、有馬の街が眼下に広がる。
洋室はベッドルーム。ゆったりセミダブルサイズのシモンズベッドが、深い眠りへと誘う。
2人でこの贅沢な空間を独占するのも一興だが、トイレを2か所、洗面台も2基設置しており、4名まで宿泊可能なので気の合う仲間とのステイにも好適だ。また、バリアフリーにも配慮し、ベビー用品も充実しているので、2世代3世代の家族旅行などにも。デスクも備えWi-Fiも利用できるので、長期滞在でリモートワークというスタイルにもフィットする。
花が幸せ結ぶ宿。その特別なお部屋で、思い出に残る珠玉の時間を過ごそう。
芍薬（しゃくやく）の間
雛罌粟（ひなげし）の間
御幸荘花結び
神戸市北区有馬町351
TEL.078-904-0166
https://www.hanamusubi.co.jp
